「宇喜多の捨て嫁」木下昌輝 文芸春秋
宇喜多直家、秀家という親子がいる。
この小説は、宇喜多直家を語っています。
織田家で織田信長が家督を確立させたように、同時代に備中備前美作の地で宇喜多がうごめいていました。
国主は浦上家だが、謀反、降伏、ひとかたならず、混沌としている。
宇喜多家を語る6篇の短編集なのだが、おお戦の語りはなく、どれも小競り合いの戦い。
仕物、調略の語りが多い。
どうやら、備中備前美作の地は宇喜多家に収束して行く気配で小説は閉じている。



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