「卑劣犯 素行調査官」笹本稜平 光文社
警察に監察という組織があります。
警官の不正を暴いて、退職に持って行く組織です。
当然、嫌われています。
児童ポルノを捜査していた警部補が轢き逃げされた。
捜査は中断して、憤慨した部下が監察に持ち込んだ。
これを機に警察の内部捜監察が始まります。
燃えるキャリア首席監察官、私立探偵上がりの中途採用、定年間近の巡査部長。この三人だけ。
浮かび上がってきたのは警視庁の生活安全部長、ノンキャリアの出世頭。
続いて出た、副総監、次は警視総監か、警察庁長官か。
孤立無援の中で、見事、悪の権化を退治する、スカッとするお話しです。


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