「信長の原理」垣根涼介 角川書店
前作「光秀の定理」と対になっています。
信長は、蟻を観察して、働く蟻が一割、日和見の蟻が三割、働かない蟻が一割であることを発見した。
これは人間にも適用される。将兵にも言えることなのだ。
これを側で見ていて、木下藤吉郎もその原理は理解出来た。
一割三割一割、働く働かないの割合はこうだが、働く一割が息切れして行く、働かないほうへ落ちて行くのだ。
この法則を見つけた信長はエライが、幕僚はたまったもんじゃないな。
クライマックスは本能寺、そこへ物語は盛り上がって行きます。
諸説あり、こういう説は聞いたことがなかったな。光秀謀反の理由はそういうわけだったのか。
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