素行調査官
「素行調査官」笹本稜平 光文社
素行調査官、2、3、4まで読んだ。最初の1を読んでいなかった。読みました。
警視庁の監察、そこへスカウトされた。
高校の同級生で、片やキャリア、片や失業中の私立探偵、お前、俺の部下になれ、配属された。
公安の警部補が浮気している。その素行を調査することになった。
殺人事件発生、被害者の姉がその浮気相手ということが判明した。
機動捜査の警部補が絡んできたり、盗聴器を仕掛ける不明の相手がいたり、ちょっと筋が読み難い。
そりゃそうだ、とんとんとんとお話しが弾んだら、小説なんて成立しない。
最後は勧善懲悪で、ばらりずんと全部解明できるのだ。
そこまで、どれほどお話しをもつれさせるか、混乱させるかが腕の見せ所なのだ。
はい、勧善懲悪です。めでたしめでたしの結果です。
すかっとするには、これでええのですよ。
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