「長兵衛天眼帳」山本一力 角川書店
第一話 人殺しで冤罪で捕まった娘を救う話。
第二話、遺言状の偽物、どちらかの真贋を決める話。
眼鏡屋長兵衛が主人公、捕り物帖なんですよ。
大きな天眼鏡で物事を見極める。
岡っ引きの相談に乗って、犯人を探す、という言わば安楽椅子探偵なんですね。
お話しの筋立てがどうこうあるわけじゃない。
山本一力の場合、語り口を楽しめばよろしい。
毎度お馴染みの語り口、おい、やっこ、がってんでさ。
雰囲気、空気を楽しめばよろしい。
どの本を読んでも山本一力、そこは承知で読み進めなきゃ。



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