カットバック 警視庁FCII
「カットバック 警視庁FCII」今野敏 毎日新聞出版
FCとはフィルムコミッションの略、映画などのサポートすることで観光客などを誘い込む目的。
この場合は、警視庁がFCとしてバックアップするということなのだ。
その撮影現場で、殺される役の役者が本当に殺されているのが発見される。
捜査一課が担当するのだが、事情に詳しいだろう、手伝え、FCも引き込まれてしまう。
今野敏、このシリーズでは書きようが極めて緩いのです。
シチュエーションがギャグだ、この言い回しはクスグリだ。
警察小説、ミステリーを読むのに、ニヤリ、ニヤリ、時には、クスっと笑ってしまいます。
そんなに謎が多いストーリーじゃない。
お話しの筋を追うより、会話の妙、警察内部の立ち位置の微妙なところを楽しむことです。
« 千年の田んぼ | トップページ | ダイジョウブですか? »
コメント