剣と紅 戦国の女領主・井伊直虎
「剣と紅 戦国の女領主・井伊直虎」高殿円 文春文庫
NHKの大河ドラマ「おんな城主 直虎」が比較されます。
テレビドラマより先に出版されています。
かと言って、原作ではないみたい。それぞれ別々の作品なんでしょうね。
人物設定はほぼ同じ、それだけに、大河ドラマの俳優の姿が脳内に出没して邪魔なこと。
地理的条件と歴史的条項は変えようがないので、両者がかけ離れたものになるはずもありませんよね。
どこかに底本があるはずです。
その底本のイメージ喚起は凄いね。
剣と紅、剣はイメージしたその通りです。
紅、女の戦いの武器でもあり、戦場で死んだ武者を死に化粧する、その紅でもあるのです。
高殿円、時代ものもいけるじゃありませんか。
« ホームページビルダー16が重くて困る | トップページ | レ点 »
コメント