上流階級 富久丸百貨店外商部
「上流階級 富久丸百貨店外商部」高殿円 光文社
鮫島静緒、富久丸百貨店芦屋川店の外商部所属です。
食品のパート勤務から契約社員となり、正社員として外商部の一員です。
外商とは男社会で、始めての女性社員です。
客の数だけストーリーがあり、商品の数だけお話しがある。
高殿円、ええところに目を付けた。
外商のお客は全員上流階級です。
わたしなどなんにも知らない、すげぇなぁ、と驚く世界のことを語ります。
高殿円、どうやって上流社会のことをリサーチしたんだろう。
上流階級の出身で、身辺雑記を語ったのだろうか。そんなことはないよねぇ。
お仕事小説です。
知らないことを教えてもらうのは楽しい。
惚れたはれたは一切出てきません。そういうのがよろしい。
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