「任侠浴場」今野敏 中央公論新社
任侠書房 、任侠学園、任侠病院 に続くシリーズです。
書房、学園は読んでいるが、病院は未読です。
阿岐本組の親分、阿岐本、代貸の日村、四人の若い衆、これだけの組員です。
今までは、会社、学校、病院、組織の立て直しです。
今度は銭湯、家族経営の最たるものです。
そこに息を吹き込んで立て直す。
もちろん、ハッピーエンドです。
そこに至るまでのこまごまとした仕掛けが面白い。
もちろん、シノギだから報酬は取りますよ。しかし、今回の報酬は多寡が知れている。
ヤクザとは、暴対法、排除条例、これなどで青息吐息なんですがね。
次に立て直すのは何かな。



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