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2018年12月 3日 (月)

11月に読んだ本

11月の読書メーター
読んだ本の数:5
読んだページ数:1863
ナイス数:46

トッカン the 3rd: おばけなんてないさトッカン the 3rd: おばけなんてないさ感想
この前に読んだ「戒名探偵 卒塔婆くん」で高殿円を思い出しました。トッカンシリーズがあるではないか。前2作は絶品だったので、3作目も期待して読みましたよ。零細な酒屋の滞納、運送屋の未払い、宗教の物品販売、滞納。いずれも解決します。作者のリサーチが凄い。税務署には、課税と徴収と両輪がある。課税はマルサで有名になったが、徴収は大変だよ。カネを巻き上げるのが仕事なんだよ。税務署のOBなどに聞き込みしたんだろうな。職掌には守秘義務があるんですよ。退職後も守秘義務は続くんだろうな。徴収のテグチがいろいろ書いてあるが、
読了日:11月28日 著者:高殿 円

戒名探偵 卒塔婆くん戒名探偵 卒塔婆くん感想
それぞれ30ページ程度の短編が3篇、この本の半分程度の長篇が1篇。ウォーミングアップがあって、最終篇に突入して行く仕掛けですね。やたら仏教関係、戒名に詳しい高校生がいる。名前が外場。寺の息子の次男坊、その友達という関係です。長編のところにはくすぐりは少ないが、他はくすぐりが多い。1ページのどこかでクスリ、ニヤリとしてしまう。ウンチク小説と割り切って、そのウンチクを吸収してもよろしい。ま、戒名のウンチクを得ても、それを披露する場はないでしょうがね。高殿円、女流作家です。アラフォーです。出身はライトノベルから
読了日:11月21日 著者:高殿 円

引火点 組織犯罪対策部マネロン室引火点 組織犯罪対策部マネロン室感想
マネロン室は社長に接触した。社長と言わずCEOと名乗っている。不法薬物を取り扱っているストーンバンクが仮想通貨で取引して、ビットスポットを通じて、リアルマネーに転換しているとの見込みによるものだ。全体の半分過ぎまで、展開が遅い。ちょっと飽きて来る。社長が誘拐された。監禁場所が判明して警察に包囲された。ドンパチあって二人死んだ。段々お話しが大袈裟になってくる。黒幕はCIAらしい。フロリダでも二人焼け死んだ。なんだかなぁ、はるか上空でお話しが語られているみたいで、身に迫ってこないなぁ。事件は解決しましたが
読了日:11月11日 著者:笹本 稜平

牛天神 損料屋喜八郎始末控え牛天神 損料屋喜八郎始末控え感想
損料屋喜八郎のシリーズの四作目です。飛び飛びに読んでいるけど、喜八郎とはどんなキャラクターだったかな。損料屋とは、現代で言えばレンタルショップ。お話しの始まりは、元々の名前は福太郎が、深川を恨んで鬼右衛門と名前を変えます。深川への仕返しに、安売りマーケットを立ち上げます。深川からは誰も買いに行かず、狙いは失敗します。さらに恨んで、次の仕返しを考えています。善のキャラクターと悪のキャラクターが闘うと思うでしょ。あれれ、なんで腰砕けになるの。みんな善人の大団円です。なんだかなぁ。なんぼ深川よいとこにしてもねぇ
読了日:11月07日 著者:山本 一力

長兵衛天眼帳長兵衛天眼帳感想
第一話 人殺しで冤罪で捕まった娘を救う話。第二話、遺言状の偽物、どちらかの真贋を決める話。眼鏡屋長兵衛が主人公、捕り物帖なんですよ。大きな天眼鏡で物事を見極める。岡っ引きの相談に乗って、犯人を探す、という言わば安楽椅子探偵なんですね。お話しの筋立てがどうこうあるわけじゃない。山本一力の場合、語り口を楽しめばよろしい。毎度お馴染みの語り口、おい、やっこ、がってんでさ。雰囲気、空気を楽しめばよろしい。どの本を読んでも山本一力、そこは承知で読み進めなきゃ。
読了日:11月04日 著者:山本 一力

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