「家康(二)不惑篇」安部龍太郎 幻冬舎
三方ヶ原で武田信玄との戦に大敗したのが前巻まで。
信玄は病没し、これからは武田勝頼が主敵となる。
その後、長篠の合戦で大勝し、主導権を握る。
織田徳川同盟のはずが、臣下に組み込まれていく過程がつぶさに見える。
息子信康が武田方と通じ、露見して切腹する。
甲斐信濃に織田軍の一将として進軍し、武田を滅ぼす。
本能寺の変42日前のことでこの章を終える。
地方新聞連合での連載で、この後の展開を予想してみる。
本能寺の変のあと、豊臣政権時代で一巻か。
関ケ原までで一巻、大坂冬の陣夏の陣で一巻か。
全巻が終えるまで、あと何年もかかることでしょうね。
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