神石高原町から岡山県境・弥高山(自転車篇)
ここが上市なんですよ。道の北側は高梁市、道の南側は井原市、なんだか奇妙なところに入って行くのだよ。
それぞれの家には屋号がある。名字の他に屋号を名乗っている。屋号があるのはよくあることだが、家の外に掲示してあるのは珍しいぞ。全部は採集できない、ほんの一部をコレクションしてみました。
東三原郵便局、これは井原市にある。もうちょっと進んで、高山市コミュニティハウス、これは高梁市にある。
百聞は一見に如かず、地図をコピーしました。黄色い道が県道77号線のバイパス、旧街道が白い道で、道を隔てて集落が分かれている部分もあるし、ジグザグに入り組んでいる部分もある。
郵便局のところは北へ食い込んでいて、コミュニティハウスは地図コピーの上では十字架マークで示してある、そこは南に食い込んでいる。
北は高梁市川上町高山市、南は井原市芳井東三原、どうやら大昔からこういう町割り・区分になっているのだそうな。地頭の協議でこうなったのか、庄屋の話し合いでこうなったのか、どうなのだろうね。
路傍の石碑によると、穴門山神社の門前市として高山市が始まったとある。市は評判を呼んで、荷が集まり、人が集まり、軒が接するほど人家が密集していて、往時の市の繁盛が想像できる。
おばさんがいたので話しを聞いてみる。屋号が掲示されているのは珍しいですねぇ。そうですか、屋号はどこでもあることでしょうがね。
小学校は別々に行っているんですか。今は別々になりました。昔は両方とも一緒に同じ学校に通っていました。市が違っても仲良しですよ。
どうやら、西側を上市、東側を下市、真ん中を中町と言うのだそうな。上市下市とは上下関係ではなく、坂道の上下、高いところが上市で低いところが下市なのらしい。
その下市から弥高山が見えている。備中高原は低い山が並んでいるのに、ここだけポツンと飛び出しているので遠くからでも目立っている。
旧街道から県道バイパスに出て行く。ここからは弥高山を目指す。
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