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2019年4月 2日 (火)

3月に読んだ本

3月の読書メーター
読んだ本の数:7
読んだページ数:2524
ナイス数:83

青光の街(ブルーライト・タウン) (ハヤカワ・ミステリワールド)青光の街(ブルーライト・タウン) (ハヤカワ・ミステリワールド)感想
お話しが複線で語られます。一本は、連続殺人事件、殺人現場にクリスマス電飾が落ちています。連続殺人です。警察はブルーライト殺人事件と呼んでいます。もう一本は、ブルーライト探偵社、代表の携帯に「たすけて」とメールが来た。女子大当時の友達なのだ。さらに別の筋のお話しが語られる。これ、誰のお話し?どういう関係があるんだろう。読んでいて、とても疲れます。とにかく犯人は逮捕されました。犯行の動機が納得いくものじゃない。起訴する前に精神鑑定があるだろうなぁ。これでは公判が維持できるものやら。読後感、不完全燃焼、消化不良
読了日:03月30日 著者:柴田 よしき


W県警の悲劇 (文芸書)W県警の悲劇 (文芸書)感想
W県警についての連作短編です。6篇ありますが、主人公はそれぞれ別々です。警察では女性がないがしろにされている。わたしが天井を破る。ただいまは警視、警視正を目指しています。各篇それぞれ、伏線を張ってあって、あっと驚く解決です。中には、主人公は警察犬だったというどんでん返しもあります。連作と言う意味は、各篇それぞれに伏線が埋設されているのです。最後の篇で、あっという解決、あらま、そういうことだったの。W県警とは、和歌山県警のことではありません。P県警とか、Q県警、X県警にしておけばよかったのに。
読了日:03月24日 著者:葉真中 顕


天命天命感想
毛利元就の一代記です。厳島での陶晴賢との決戦、尼子を滅ぼす月山富田城での殲滅、ここがハイライトです。でも、わたしの一番面白いと思うところは、まだ国人領主にすぎなかった頃のこと。幼い当主の後見人として武田家と戦って、初戦で名を挙げたところ。尼子が軍勢を率いて郡山城を襲い、国人領主の同盟の旗頭として尼子を撃退したところ。そのあたりが、読んで血が騒ぐなぁ。そこを過ぎればトントン拍子なんですよ。巻末で、亡くなる直前に夢を見ている。幼いころ、知行の猿掛城を国人領主に奪われ追い出されてしまった。夜露をしのぐ屋根もなく
読了日:03月19日 著者:岩井三四二


会社を綴る人会社を綴る人感想
何一つ期待することなく本を手に取りました。おや意外に面白い。引きまれてしまいました。紙屋(仮名)は物の弾みで面接に受かってしまった。製粉会社に入社した。配属は総務だが、物の役には立たない。自分の取り柄は文章を書くこと。予防接種の案内、営業文書のプロポーザル、心を砕いて推進した。隣席にブロガーがいる。彼女はブログを書いている。自分は身元を秘して、紙屋(仮名)のことをネタにして貶めている。貶めることでブログのカウントを稼いでいる。一挙に波乱万丈になるのですよ。製粉会社が資本提携する。身売りする。この先は読んで
読了日:03月14日 著者:朱野 帰子


室町無頼室町無頼感想
主人公は才蔵、赤松家浪人の子で、まだ少年、天秤棒を使う。お話しの狂言回しは二人。片や、骨皮道賢、浮浪人の首魁で伏見稲荷の峯に巣くっている。もう片方、蓮田兵衛、浮浪のなかで名高い。才蔵は見込まれて、道賢から兵衛に渡されて、琵琶湖畔で棒術の稽古に励む。一年後、吹き流し才蔵と異名を取る武芸者に成長した。兵衛は一揆を組織し、幕府に歯向かう。道賢は幕府の雇いとして取り締まりにあたる。幕府だの大名だの比叡山の高僧だの、権威側の登場人物はいない。登場人物は全部化外の者。秩序から外れた化外の者が秩序を揺るがす時代の始まり
読了日:03月13日 著者:垣根 涼介


南極ではたらく:かあちゃん、調理隊員になる南極ではたらく:かあちゃん、調理隊員になる感想
南極越冬隊の調理隊員を志して、毎年応募して、3回目でやっと最終面接を通った。調理隊員は2名、交代で隊の食事を調理する。仕事は調理だけじゃない、いろんな応援もある。女でも力仕事もある。始めて知ったこと、排水、ゴミも出してはいけない。浄化槽がある。南極の環境を汚してはいけない。調理ゴミや洗い物の汚れは出さないように段取りを考えなきゃならない。死にそうな危険には遭遇しなかったが、隊員の中には切迫した危険と向き合った人もいる。一年間食糧補給がないのです。最初は甘かったキャベツが一年経つと苦くなる。へぇぇそうなのか
読了日:03月04日 著者:渡貫 淳子


ねこ町駅前商店街日々便りねこ町駅前商店街日々便り感想
楡周平の「プラチナ・タウン」星野伸一「限界集落株式会社」と同じく、町づくり村づくりのお話しです。いなか町の終着駅、根古万知(ねこまんち)駅、しゃべる時には、ねこまち駅という。猫が突然現れて、一日猫駅長にしてみる。たいそう人が集まった。寂れた商店街をなんとか再生できないか。再生できるのです。再生するまでのストーリーです。ラーメン屋の娘がキッカケを作った。祭りを作ろう。文化祭を作ろう。限界集落、限界商店街、これを活性化するお話し、必ず成功するのです。ハッピーエンドが約束されているから、読み続けられるのです。
読了日:03月03日 著者:柴田よしき

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コメント

全体の感想を読ませていただいて興味を持ったのは、
やはり時代物ですね。生きる力を感じますね。

いやぁ、ありがとうございます。
こんなに雑多な数々を読んでいます。

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