「梟の一族」福田和代 集英社
福田和代は制服ものから小説を始めました。制服ものとは自衛隊・消防など。
梟の一族は現代に生きる忍者なんです。
制服ものと繋がっています。
冒頭で、滋賀県の山奥の集落が襲われます。
一人は射殺され、全員姿を消してしまいます。
残ったのは女子高校生の女の子が一人、彼女も忍者の末です。
梟の一族は眠らない。眠らないので忍者として生きていけるのです。
敵であるはずの者が実は味方だった、展開が目まぐるしくて、ついて行くのが難しい。
予定調和を全部覆して、ストーリーは進みます。
最後はハッピーエンド、梟の一族は里に出て生きて行くのを選びます。



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