キンモクセイ
「キンモクセイ」今野敏 朝日新聞出版
法務省のキャリアが射殺される。
警察庁のキャリアが射殺される。
主人公は警察庁の公安のキャリア、調べているうち、キンモクセイという言葉を聞き出す。
ホウレンソウ(報告、連絡、相談)と同様に、キンモクセイ(禁止、沈黙、制圧)という意味だった。
キンモクセイの出所場所は、日米合同委員会、基地の地位協定について協議するところからだった。
警察庁官僚の殺人容疑で、警察庁に警視庁から身柄を押さえに来た。
逃げた。
逃げ回りながら、キンモクセイに関わる陰謀を探った。
途中省略。結果、めでたし、めでたし。
公安のキャリアが白馬の騎士で活躍するお話しは読んだことがない。
こんな官僚がいてくれたら嬉しいな。
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