「検事の信義」柚月裕子 角川書店
中編四篇です。
語り手は検察事務官増田、佐方検事の担当事務官なのだ。主人公は検事。
「裁きを望む」人家侵入窃盗事件、判決は無罪。実は、一事不再理を狙ってのこと。
「恨みを刻む」覚醒剤取締法違反、アリバイ成立。実は、悪徳刑事の策謀。
「正義を質す」暴力団抗争について検察が手心を加える、のか。暴力団幹部を釈放すれば抗争は収まる。
「信義を守る」母親殺人事件、殺人に至る深いわけ。被告があえて刑務所入りを望むわけ。



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