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2019年8月10日 (土)

帰去来

「帰去来」大沢在昌 朝日新聞出版
陶淵明とは何の関係もありません。
題名の意味は、行ったり来たりまた帰ったり、そういう意味。
ヒロインは志麻由子、こっちの世界ではしがない巡査部長。
ナイトハンターの張り込みで、襲われて命を落としかけた。
転生して、パラレルワールドに転がり込んだ。
ここはアジア連邦日本共和国東京市、名前も同じ志麻由子警視となっている。
同じ世界ではない。微妙に違っている。
あっちでは母親が死んでいるが、こっちでは生きている。
あっちの父は、こっちの父と顔立ちがわずかに違う。
時代は相当遅れている時代に入ったみたい。
東京市は、黒羽組とツルギ会、ふたつの暴力団が対立している。
志麻由子警視はふたつの暴力団を煽り、壊滅させる。
パラレルワールド、タイムマシン、この説明が難しい。
理解しようとしても埒が明かないので流されるままに読んで行く。
最後、元の世界へ戻れます。
志麻由子巡査部長は生き残ったが、志麻由子警視は死亡した。

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