「お茶壷道中」梶よう子 角川書店
仁吉は宇治から江戸の葉茶屋に奉公に出た。
宇治からお茶壷が江戸まで公儀の道中をするのが自慢で必ず見物に行くのが常だった。
ずいずいずっころばしごまみそずい、茶壷に追われてとっぴんしゃん。
時は幕末、横浜が開港して、横浜店を開くのに携わった。
慶応三年、徳川幕府の権威は揺らいで、最後のお茶壷道中の出立にも立ち会った。
幕府が揺らぐのと同様、老舗の商いも新しい商いに変わらねば立ち行かない。
子どもから若衆、手代、番頭へと出世して行く立身出世のお話しです。
仁吉→仁太郎(元服後の名前)→太兵衛、太兵衛は老舗の旦那名、主となります。



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