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2019年8月 2日 (金)

7月に読んだ本

7月の読書メーター
読んだ本の数:11
読んだページ数:3407
ナイス数:125

わたし、定時で帰ります。わたし、定時で帰ります。感想
実は、数ヶ月前、読もうと本を広げたのですよ。同僚が理不尽、上司が理不尽、あまりにも理不尽で読むのを止めてしまいました。その後、テレビドラマが始まり、理不尽さはかなり抑えてドラマが続いて行きます。テレビドラマを見たけど、やっぱり本を読んでみたいよなぁ。意外に、テレビドラマが邪魔にならない。本では、ちゃんと仕掛けを施し、伏線を張って興味を繋いでいるからです。祖父がインパール作戦に従軍した。父からインパール作戦の真実を聞き、奮い立ちます。悪いのは、上司、上官じゃないか。悪い上司と戦い、叩き潰す作戦が始まります。
読了日:07月31日 著者:朱野 帰子


剣樹抄剣樹抄感想
時は江戸初期、島原の乱、由井正雪の乱が終了した頃。戦国の気風がまだ残っている頃のことです。徳川光圀、まだ世子の身分で、自由に動ける。東海寺に異能ある子どもを集めて拾人組として、世間の探索をやっている。徳川光圀はその拾人組の目付け役をしている。そこに拾われたのが、まだ少年、了介といい、棒を使う達者ものです。江戸を火の海にする極楽組一味がいる。幕府番士の先手組は拾人組の手を借りて、極楽組の探索にあたる。世相講談なんですよ。冲方丁「光圀伝」で徳川光圀の正史を書きましたが「剣樹抄」では光圀の稗史を書いています。
読了日:07月30日 著者:冲方 丁


対岸の家事対岸の家事感想
ヒロインは村上詩織、主婦です。今や、通りを歩いても専業主婦に出会うことはない。みんなワーキングマザーです。そのことで見下されたり、うらやましがられたり、ポストに投書があった。主婦は社会のお荷物です、この世から消えてしまえ。恨まれてさえいる。それでも、ヒロイン詩織は次々と人と知り合い、和ませていく。巻頭から巻末までええ話しです。でも、詩織だからうまくやり過ごせた、ということもある。子育てに疲れ果てて、窓から身を投げてしまう人が多いだろうと思う。ハッピーエンドなんですが、すれすれのハッピーエンドなんです。
読了日:07月25日 著者:朱野 帰子


キンモクセイキンモクセイ感想
法務省のキャリアが射殺される。警察庁のキャリアが射殺される。主人公は警察庁の公安のキャリア、調べているうち、キンモクセイという言葉を聞き出す。ホウレンソウ(報告、連絡、相談)と同様に、キンモクセイ(禁止、沈黙、制圧)という意味だった。キンモクセイの出所場所は、日米合同委員会、基地の地位協定について協議するところからだった。警察庁官僚の殺人容疑で、警察庁に警視庁から身柄を押さえに来た。逃げた。逃げ回りながら、キンモクセイに関わる陰謀を探った。途中省略、めでたし、めでたし。公安のキャリアが白馬の騎士で活躍する
読了日:07月22日 著者:今野 敏


薫風のカノン 航空自衛隊航空中央音楽隊ノート3薫風のカノン 航空自衛隊航空中央音楽隊ノート3感想
自衛隊の音楽隊は音大出身じゃないと無理みたい。音大と自衛隊と言うコラボなんですね。音量が巨大なので、音大でも並んだ練習スタジオは防音の密室になっている。ここは自衛隊、名前も変わる、各個練磨室、たいそうな名前に変わる。これは短編集なんです。メインの登場人物だけじゃない、サブの人物も掌編となってストーリが繰り出される。三巻に渡って、鳴瀬佳音と渡会の恋はなかなか燃え上がらないが、安心してください、最終巻で見事に成就します。わたし、ラブストーリーは苦手なんですが、これは清々しい、おめでとう。
読了日:07月20日 著者:福田 和代


群青のカノン 航空自衛隊航空中央音楽隊ノート2群青のカノン 航空自衛隊航空中央音楽隊ノート2感想
前作から一年が経った。鳴瀬佳音三等空曹は30歳になっているはずだ。表紙の絵では高校生ぐらいの年齢に見えるが、今や中堅なのだ。沖縄の航空自衛隊南西航空音楽隊で風疹が流行して、隊員が次々と感染した。立川の航空中央音楽隊から鳴瀬佳音が応援に派遣された。そこには同じ高校の吹奏楽部で一緒だった渡会三等空曹が一年前に転勤していた。この二人、将来結ばれるんですよ。伏線の張り方はそうなっている。有川浩の「空飛ぶ広報室」と似通っています。そりゃそうだよね、自衛隊で、緩い線でお話しを語るのだから、似てしまうのはしょうがない。
読了日:07月16日 著者:福田 和代


碧空(あおぞら)のカノン 航空自衛隊航空中央音楽隊ノート碧空(あおぞら)のカノン 航空自衛隊航空中央音楽隊ノート感想
副題に、航空自衛隊航空中央音楽隊ノート。ヒロインは鳴瀬佳音、音大を出て航空自衛隊音楽隊に所属しています。福田和代の制服ものに含まれます。普通の制服ものはシリアスで理詰めのお話しが進行していきます。これはゆるい。ページのあちこちで、くすり、にやりとしてしまう。入隊後、いろんなドジとアクシデントがあって、5年が経過したとある。となれば、ヒロイン佳音は30手前、中堅なんだが芯を張る中堅ではないなぁ。先輩後輩も人材豊かで、くすり、にやりには事欠かない。S&S探偵事務所など、ユルメの味で料理していることでもありこの
読了日:07月13日 著者:福田 和代


新聞という病 (産経セレクト)新聞という病 (産経セレクト)感想
新聞への寄稿の集成です。各節が2ページから3ページ、きわめて短文です。朝日新聞、毎日新聞、間違っていると指摘です。産経新聞、読売新聞に軍配を上げています。若いころからわたし、朝日新聞・岩波書店の姿が正しいと躾けられていました。50代のころから、考えが変わり、産経新聞のほうが正しいと考えるようになりました。読売ジャイアンツ、そこを吹っ切ると、読売新聞は何の問題もなく素直に読めます。図書館で新聞を読み比べますが、真っ先に誰かに先取りされるのは、産経新聞・読売新聞です。他は残ってはいますが、読む気がしない。
読了日:07月12日 著者:門田 隆将


血の雫血の雫感想
ネットで晒し者になって、PTSDを患い、リハビリを経て、捜査一課に返り咲いた刑事。ヘッドハントされたネットに熟達した若者、捜査畑に投入される。連続殺人事件が発生する。三人が殺される。四人目も殺される。次第に被害者四人の共通点が浮かび上がり、加害者が特定される。今、狙われているのは復興大臣、五人目として浮かび上がる。福島の原発放射能汚染が原因だと推定される。加害者が逮捕されるが、どうもねぇ、感情移入できないよねぇ。事件の主因は原発の放射能だが、サブテーマのネット社会の非情なところ、悪辣なところが心に響く。
読了日:07月10日 著者:相場 英雄


こちら横浜市港湾局みなと振興課ですこちら横浜市港湾局みなと振興課です感想
デパートへ行こう!ローカル線で行こう!遊園地に行こう!オリンピックへ行こう!などのお仕事小説だろうと読み始めました。第一章、カンボジャからの研修生が行方不明、第二章、市の写真コンテストで規定違反が受賞、第三章、横浜港に幽霊が出る。最初はお仕事小説の典型と思えます。第四章からは様子が変わってくる。主人公の新人の城戸坂は、おじいちゃんの無念を明らかにするため市役所に入ったのだ。新市長も、父の疑惑を明らかにするために市長に当選したのだ。両者が混ぜ合わさって、市長と、地元選出国会議員+地元の財界大立者との対立にな
読了日:07月05日 著者:真保 裕一


キボウのミライ S&S探偵事務所キボウのミライ S&S探偵事務所感想
自衛隊と警視庁を退職したふたりがIT探偵事務所を立ち上げた。出原しのぶと東條桃花(スモモ)のふたたりなのだ。「最終兵器は女王様」でこのシリーズを発見したのだ。前作は、中編連作だったので、これもそうかと思ったが、長編だった。事件がふたつ、ひとつは同じビルの喫茶店のマスターの娘が誘拐されて、もう7年を過ぎる、女の子を探すこと。もうひとつは、あちこちのPCがマルウェアに汚染されている。そのマルウェアをばらまいた奴を探すこと。IT探偵事務所というだけに、PCに詳しいなぁ。神戸大学工学部を出て、システムエンジニアを
読了日:07月01日 著者:福田和代

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