正規の登山道から登る大黒目山3
峠が近い。峠から左に曲がると大黒目山に向かう。峠から右に曲がる、あるいは、直進すると、南の蘇羅比古神社からの登山路になる。蘇羅比古神社からの道はお薦めできない。途中から道が判然としなくなるんですよ。
ブリキの案内板がある。いったい、いつの時代からあるのだろうね。錆の状態からすると、20年、30年も前から掲示してあるように見えるぞ。13年前に見た時には、福山山岳会と掲示主の名前があった。
ロープがある。細すぎるから、体を引き上げるお助けロープではないよ。道から逸れないように通せんぼするガイドロープなんだろうね。
大黒目山への道を進む。地形図では、このあたりが権現山となっている。13年前に地元で聞いた話では、蘇羅比古神社から登ったピークに権現さんの祠があって、そこが権現山だということだった。
権現さんの祠は壊れて、柱や板などが散乱している状態だった。国土地理院の地図の権現山は間違っているよなぁ。明治に測量した時に聞き違えて命名したのだと思うよ。
何度か偽のピークがある。これかあれかとやり過ごして、石垣が積んであるのが見えてくる。ここが大黒目山の頂上なんですよ。
山頂は踏み均した広場で、ここだけ石垣が組んであるのはどうしてなんだろうね。
狼煙台なのかしら。戦国時代の国人領主の通信手段なのか、江戸時代の商人の連絡手段なのか、どういう目的のものだろうね。
三角点があって、これは現代の通信手段のキーデバイスではあるよね。
さて、帰りますか。
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