ついに行く道とはかねて聞きしかど昨日今日とは思はざりしを
在原業平が詠んだ歌で、病気になって、心が折れそうになった時に詠んだ歌だそうです
古今和歌集、伊勢物語、大和物語などに収録されています
さすがに、百人一首には収録されていません、そこでは場違いです
「むかしをとこ、わづらひて心地死ぬべくおぼえければ(伊勢物語)」
どうやら、この後、病気は快復したみたいです
このまま死んでいれば、辞世の歌として有名になったことでしょうがね
風邪を引いて患った程度か、赤痢にかかってヘトヘトになったのか、そこはどうなんでしょう
死の直前の歌として、そのまま読めば
うぅむ、そういうことだよなぁ、と共感できます
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