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2019年12月 7日 (土)

11月に読んだ本

11月の読書メーター
読んだ本の数:7
読んだページ数:2330
ナイス数:84

政略結婚政略結婚感想
第1章:幕末のころ、加賀大聖寺藩前田家、加賀前田家から大聖寺前田家に嫁入りした。子供が生まれず、さらに当主も亡くなり、末期養子を繰り返して家督を守った。第2章:明治から大正に変わるころ、小松藩前田家は子爵として華族に列している。公家華族の今出川家に嫁入りすることは幼児のころから決まっている。外国で生まれ、語学は堪能なのだ。桑港で万博の仕事を手伝う。前田家の男子がスペイン風邪で亡くなり、婚約を解消する。万博の手伝いで見込んだ男に婿入りを願う。第3章:戦中から戦後、深草伯爵家、公家華族なのだ。大恐慌で全財産を
読了日:11月27日 著者:高殿 円


婚活食堂婚活食堂感想
もともとは白魔術の占いをやっていた。今はおでん屋の女将さんをやっている。前の店主がつけた名前がめぐみ食堂、自分の名前も恵。買い取った。ただいま50歳。本人に婚活の望みはないが、客のうちには結婚願望が渦巻いている。いろんな婚活があるんですねぇ。客のうちでどんどん縁がまとまって、パワースポットと噂されるようになった。客の話を聞いていると、昔の占いのパワーが戻ってくる場合がある。よいシグナル、悪いシグナル、それとなく押したり引いたりちからを貸す。突然、巻末になる。だしぬけに終わるからびっくりする。もっとこの先を
読了日:11月22日 著者:山口 恵以子


ラストライン (文春文庫)ラストライン (文春文庫)感想
新しい警察小説のキャラクター。岩倉剛は年齢50歳になり、捜査一課から所轄に転勤を申し出た。赴任署は南太田署。殺人事件が起き、新聞記者が自殺した。関連が気になり、調べてみる許可を得た。ずばり、予感は的中した。捜査本部の目標とはかなり別の線での逮捕ということになった。まだキャラクターが魅力的とは言えません。記憶力が並外れている。過去の捜査記録・新聞発表を覚えこんでいる。その記憶が捜査に活かされるここぞという場面はなかったなぁ。相棒の新任女性刑事も普通人だよなぁ。このシリーズ、評判を上げるのかなぁ。
読了日:11月17日 著者:堂場 瞬一


定価のない本定価のない本感想
神保町の古本屋の主が亡くなった。本に圧し潰されて圧死したのだ。同業の古本屋の亭主が助けに出て、ものはずみで、進駐軍GHQの仕事を請け負うことになった。専門は古典籍、GHQが大量に買い付けを始めた。後になって、買い付け理由がわかった。歴史資料、断簡、古文書を日本から洗いざらいアメリカに持っていくのだ。日本は歴史を失う。歴史の根拠を失う。日本人の精神を骨抜きにするのだ。古書籍商の反撃が始まる。GHQを手玉に取る。どのように手玉に取るかは、そこは読んでくれなきゃ。本で圧死したのは殺人だ。最後に、犯人の種明かしが
読了日:11月13日 著者:門井 慶喜


銀二貫 (幻冬舎時代小説文庫)銀二貫 (幻冬舎時代小説文庫)感想
天満の天神さんの門前で仇討ちの切りあいが始まる。仇の親は切られ、子供にまで及ぼうとしている。待っとくんなはれ、その仇討ち、銀二貫で売っとくんなはれ。寒天問屋井川屋の主人は思わず声をかけた。もともと銀二貫は天満の天神さんに寄進するはずだったのだ。銀二貫で浪人の子を買うた。あんたは丁稚や、侍の名前を捨てて、松吉と名乗るんや。松吉は働いた。寒天の新しい用途を開発した。ねっとりとした人情噺です。松竹新喜劇でもお似合いです。心動かされます。このお話は琴線を揺るがすなぁ。昔、NHKのテレビドラマで見た記憶があります。
読了日:11月06日 著者:高田 郁


地に滾る地に滾る感想
ちにたぎる、と読みます。前作「天を灼く」の続編です。謎を広げたまま後編に入って、どれだけ江戸藩邸を攻略するかと思ったが、意外にも、一点突破、これで失敗したらどうするの。ええ、うまいこと事が運びます。世間には善良な人が多い。前髪立ちの元服前の少年に出来ることにしては大したもんです。うまく藩政改革の始まりにたどりつきました。ほんとは、この先が知りたい。少年は元服して、組頭の地位に復帰して、執政に組み入れられる先を知りたいもんです。でも、それは叶わない。これは少年小説なんです。青年剣士になると別のお話になります
読了日:11月05日 著者:あさの あつこ


天を灼く天を灼く感想
てんをやく、と読みます。主人公はまだ元服前、父は無実の罪で切腹した。藩は重臣の横行で潰れそうになり、藩主は歯噛みしている。このあたりは葉室麟と同じ路線を走っている。違うのは葉室麟には主人公に毒があり、あさのあつこの主人公は爽やかなことだ。「バッテリー」から始まった少年小説の系譜はまだ続いている。今はいくら理不尽なことが続こうと、必ず明るい結末が待っているはずだ。起承転結の起承部分。謎かけ部分だけで、謎解き部分は次の本に先送りしている。伏線を張るだけ張って、その回収は次作に丸投げ。最後は脱藩して江戸に向かう
読了日:11月01日 著者:あさの あつこ

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2019年12月 6日 (金)

春は始まりのうた マイ・ディア・ポリスマン

「春は始まりのうた マイ・ディア・ポリスマン」小路幸也 祥伝社
「マイ・ディア・ポリスマン」という前作がありまして、これはその続編です。
関東某県某市に交番があります。東楽観寺前交番。そこの若いお巡りさんが主人公です。
幽霊が出没しているらしい。そういう噂が交番に集まってきます。
このお巡り、もとは刑事で、交番に左遷されたものらしい。
そのへんの事情がお話の芯になります。
お話はゆるい。常に切迫感なく語られます。
節ごとに、姓名・職業がタイトルで、その人の視線・主観で語られます。
常に、話し言葉、つぶやき言葉で、全体として、ゆるいお話が広がっていきます。
そこがええのよ。

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2019年12月 5日 (木)

冬タイヤに替えました

冬タイヤに替えました。
例年なら12月も年末近くに替えるのですが
今年はちょっと早めに。

いえね、夏のタイヤが摩耗ぎみなんですよ。
冬タイヤのほうが溝がはっきりしているので、そっちのほうがええかな。

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2019年12月 4日 (水)

百舌落とし

「百舌落とし」逢坂剛 集英社
百舌シリーズ第八弾です。
百舌が生きたまま両目をテグスで縫い合わされ、木の枝に結わえ付けられてバタバタ暴れているのが見つかる。
百舌落としという技法なのだそうな。
かっての<百舌>は死んだのに、<百舌>と名乗る殺人犯がいる。
警察の公安を退職した大杉は調査会社を開いている。
上司の倉木は公安畑に在職している。
新聞記者の残間も<百舌>を追う。
いったい、<百舌>とは誰なのか。
<百舌>は殺されます。誰かはここでは語れません。
この中の二人が死にます。誰かは明かせないけどね。
主要人物が死んでしまったから、もう<百舌>の続編はありません。

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2019年12月 3日 (火)

東広島市河内町、広島空港を経て一周(自転車篇)

ここでの交通標識がユニークなんですよ。県道73号線、県道49号線で、自動車専用道仕様、愛称名フライトロードの49号線には側道がなく、歩行者自転車はシャットアウトしている。
フライトロードの下を潜るので、カルバート(四角い箱の穴)が設置してある。トンネルを潜るわけだね。
植え込みがあって、側道は外へ外へと誘導される。車道に紛れ込むのを防止しているわけですよ。
信号のある交差点がある。オフィス分かれという名前が付いている。ガソリンスタンドがあるが、倒産したようだ。倒産した当時のガソリンの値段がバカ高、いつの頃の値段なんだろう。
振り返ると、空港のターミナルビルが見えている。間には駐車場が挟まっているのですよ。
ここを左折、突き当りがレンタカー会社、そこをさらに左折して山の中に入って行く。
いっぺん坂道を登って、道を下るのだが、ここから先は登ったり下ったり、林道竹林寺用倉線という名の林道なんだよ。
いよいよの下り坂になって、三叉路となる。河内から登ってくるふるさと林道竹林寺線と合流したのだ。
右折すると河内へ下るのだが、直進すると、篁山への道になる。竹林寺に向かってみよう。

編集が終わりました。
新しいページをアップしています。
これは一部分の抜き書きです。
全体の姿は下のリンクからお出でください。

http://sherpaland.net/bike/2019/bike-191129-kamo_kochi/bike-191129-kamo_kochi.html

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2019年12月 2日 (月)

ブチ切れる プチ切れる

ブチ切れるのは、カンカンに怒ること、行動に出る
プチ切れるのは、ムッとすること、行動には出ない

濁音・半濁音の違いですが、内容には差があります

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2019年12月 1日 (日)

どくだんじょう どくせんじょう

「独壇場(どくだんじょう)」「独擅場(どくせんじょう)」

「独壇場(どくだんじょう)」とは間違いで
「独擅場(どくせんじょう)」が正しいのだ、漢字も読み方もこっちが正しい
こん言い方を聞くことがあります

その通り、間違いと言えば間違いです
しかし、大多数が「独壇場(どくだんじょう)」を使い、「独擅場(どくせんじょう)」は駆逐されてしまいました
つまり
古語の世界ではご指摘通り、現代語では間違いとの指摘は外れています
間違いが正解として通用しているのですから、指摘は当たっていません

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