「花を呑む」あさのあつこ 光文社
主人公は、北町常廻り同心小暮信次郎、小間物問屋遠野屋の主人清之介、岡っ引き(親分)伊佐治。
油問屋東海屋の主人が殺された。
死体には牡丹の花が口いっぱいに詰め込まれていた。
タイトルの「花を呑む」そのままの世界です。
同心小暮の狷介な性格はそのままですが、遠野屋の過去が語られてきます。
町人になる前は武士で、父に命じられて何人も暗殺したということ。
弥勒シリーズはこれで2冊目ですが、同心小暮は遠野屋の過去を知っているのか。
並外れた腕の冴えはよく分かっています。
花の香り、においがキーになります。



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