弥勒の月
「弥勒の月」あさのあつこ 光文社
弥勒シリーズの初篇です。
シリーズ6作目「地に巣くう」シリーズ7作目「花を呑む」を先に読んでいます。
遠野屋清之介の妻が川に身投げして死んだ。
この件を取り扱うのは北町常廻り同心小暮信次郎、岡っ引き(親分)伊佐治。
江戸で次々に人が死ぬ。
同心小暮は遠野屋に何かがあると探りを入れる。
そうなのだ、小間物問屋遠野屋の主だが、武士だった昔があるのだ。
その当時は父に命じられて暗殺に精を出していた。
父を殺して脱藩した、という過去がある。
武士だった頃のことはともかく、江戸で次々と人が死ぬのは遠野屋とは関係ない。はずだ。
人を殺したくなる誰かがいるのだ。
うっかり読み飛ばしてしまったが、弥勒にどのような寓意が込められていたのかしら。
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