香港の甘い豆腐
香港の甘い豆腐
「香港の甘い豆腐」大島真寿美 理論社
モノの弾みで香港に行くことになった。
どうせ父親も知らないわたしですから。
母は黙りこくった。
香港に行くよ。そこにはあんたの父親がいる。
香港の友達のところに置いて、日本へ帰ってしまった。
夏休み中、香港に馴染んでいると、広東語を覚えるようになった。
何度か会っているいるうちに、この人が父親だと心に納まるようになった。
夏休みが終わるころ、日本に帰った。
日々の過ごし方がちょっと変わった。
不登校になりかけていたが、無事に卒業できた。
香港の甘い豆腐とは、豆腐花のこと、小説の題名に意味はありません。
ただ、印象的なオブジェクトを取り上げただけ。
香港の山に飛び飛びで6年通って登ったことがあります。12座登った。
主に九龍の安いホテルに泊まっていたから、香港描写はそうだそうだと納得できる。
そんな風景だよなぁ。
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