無料ブログはココログ

« 冬天の昴 | トップページ | 承知している »

2020年1月 4日 (土)

雲の果

「雲の果」あさのあつこ 光文社
弥勒シリーズ、第8作目、たぶん、これが最終巻。
なぜならば、雑誌連載がもうないから。
遠野屋清之介、同心小暮信次郎、岡っ引き伊佐治のトリオでのお話しです。
7作目、8作目で、同心小暮信次郎が芯になってお話を運んでいる。
ずっと遠野屋清之介が中心で回していたが、ここへきて、主役が逆転した。
林の中の仕舞屋が焼けた。中に焼け死んでいる女がいる。
同心小暮信次郎は不審に思った。
犯人探しがお話しの運びです。
捜索の段取りはよく出来ている。
とんとんとお話が運ぶわけはありません。
遠野屋清之介、同心小暮信次郎、岡っ引き伊佐治が顔つき合わせるからお話が運ぶ。
魅力はそのへんにあるのですねぇ。

読書メーター

広島ブログ

« 冬天の昴 | トップページ | 承知している »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 冬天の昴 | トップページ | 承知している »

最近のトラックバック

2023年12月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31