イマジン?
「イマジン?」有川ひろ 幻冬舎
良井良助はくすぶっていた。
映像専門学校を出て、インチキプロに採用され、働く前に会社はつぶれていた。
くすぶっているところを拾ってもらった。
殿浦イマジンという制作会社。
製作はプロデューサー、資金を集めたり、スタッフキャストを集める上っかたの役目。
制作は現場のさばき、ロケハン、交通整理、など現場仕事。
その会社に入り、水を得たように働く。
そう、お仕事小説なんです。
映画あり、テレビの連続ドラマあり、単発の2時間ドラマあり。
読んでいるうち、なんとなく業界通になったような気分になれます。
読んでいて、爽快、痛快、それが一番。
これまでは、著者は有川浩でした。有川ひろと名前を変えていました。
« 希望を与える、元気を与える | トップページ | まいきょにいとまがない »
コメント