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2020年2月 2日 (日)

1月に読んだ本

1月の読書メーター
読んだ本の数:7
読んだページ数:2150
ナイス数:57

テレビ探偵テレビ探偵感想
中編が5篇、初篇で事件が起きます。テレビ生放送中に、天井から滑り降りてくるロープが切れてしまう。ロープにナイフで傷を入れてあった。付き人のチャコは探偵を頼まれます。次からは犯罪に絡むものは出てこない。バンドの名前が、ザ・トレインズ、リーダーがカンスケさんで、次の重鎮が銀さん、ナベちゃん、たいそうさん、ピーさん。なんだなんだ、ドリフターズじゃないか。巻末に全て作者の創作でフィクションです、とある。なんぼそう断っても、そう読んでしまうよねぇ。双子の歌手の片方が売れっ子歌手と結婚したいという。そこに尾ひれが付け
読了日:01月25日 著者:小路 幸也


香港の甘い豆腐 (小学館文庫)香港の甘い豆腐 (小学館文庫)感想
モノの弾みで香港に行くことになった。どうせ父親も知らないわたしですから。母は黙りこくった。香港に行くよ。そこにはあんたの父親がいる。香港の友達のところに置いて、日本へ帰ってしまった。夏休み中、香港に馴染んでいると、広東語を覚えるようになった。何度か会っているいるうちに、この人が父親だと心に納まるようになった。夏休みが終わるころ、日本に帰った。日々の過ごし方がちょっと変わった。不登校になりかけていたが、無事に卒業できた。香港の甘い豆腐とは、豆腐花のこと、小説の題名に意味はありません。ただ印象的なオブジェクト
読了日:01月22日 著者:大島 真寿美


焦土の刑事焦土の刑事感想
昭和20年、空襲で東京は焦土と化していた。その中で、2件の連続殺人が発生する。京橋署の高峰刑事は殺人事件の捜査に取り掛かっていた。上からの命令で差し止めとなった。終戦で、警察は変わった。特高が廃止された。本庁の捜査一課に転勤となった。また殺人事件があった。今度は差し止め命令はない。さらに殺人事件が起きた。どうも演劇の昭和座の関係者に何かがありそうだ。元特高の検閲をやっていた海老沢を引き込む。小学校の同級生なのだ。わたし、戦中戦後の事情には疎いけど、そうかもしれない、そうなのだろうな、と納得です。
読了日:01月16日 著者:堂場 瞬一


競歩王競歩王感想
競歩はマイナーなスポーツです。語り手の榛名忍は高校生作家として文壇にデビューした。その後、ヒットには恵まれていない。むしろ、書くことが苦痛になってきている。同じ大学の八千代篤彦に出会った。競歩の選手なのだ。箱根駅伝を目指して、芽が出ず、競歩に転向したのだ。この小説は、ハウツー競歩の本でもあります。読んでいくと、競歩の競技が判ってくる。彼は東京オリンピックに出る意気込みで競歩を続けている。現実は、とてもとても、平凡な競歩ランナーなのだ。出版社に競歩の小説を書くと宣言して、八千代のサポートに専念する。そして
読了日:01月07日 著者:額賀 澪


雲の果雲の果感想
弥勒シリーズ、第8作目、たぶん、これが最終巻。なぜならば、雑誌連載がもうないから。遠野屋清之介、同心小暮信次郎、岡っ引き伊佐治のトリオでのお話しです。7作目、8作目で、同心小暮信次郎が芯になってお話を運んでいる。ずっと遠野屋清之介が中心で回していたが、ここへきて、主役が逆転した。林の中の仕舞屋が焼けた。中に焼け死んでいる女がいる。同心小暮信次郎は不審に思った。犯人探しがお話しの運びです。遠野屋清之介、同心小暮信次郎、岡っ引き伊佐治が顔つき合わせるからお話が運ぶ。魅力はそのへんにあるのですねぇ。
読了日:01月04日 著者:あさのあつこ


冬天の昴冬天の昴感想
弥勒シリーズの内です。いつもなら遠野屋清之介が主人公で回して行くのが通常ですが、この巻では同心小暮信次郎が主人公。出会茶屋で酌婦と奉行所の同心との心中が発見された。ただの心中と処理されるところだったが、同心小暮信次郎は疑った。裏を暴き、核心に迫るのがこの小説のキーです。もちろん、本筋にまつわるサブストーリーがあって、遠野屋清之介の見せ場もあります。お話しの運びもよく出来ているが、単に筋を追うだけではつまらない。遠野屋清之介、同心小暮信次郎、岡っ引き伊佐治のやり取りがあって、くつろげるのです。
読了日:01月03日 著者:あさのあつこ


東雲の途 (光文社時代小説文庫)東雲の途 (光文社時代小説文庫)感想
弥勒シリーズの内です。遠野屋清之介の生まれ故郷の嵯波藩の武士が切られて死んだ。同心小暮信次郎は傷口から瑠璃のかけらをほじくり出した。以来、遠野屋は嵯波藩から狙われるようになった。事を根元から絶つには嵯波藩へ行かねばなるまい。遠野屋清之介は瑠璃を探しに嵯波藩へ向かう。ここから先は語れない。読んでくれなきゃ。題名の東雲の途、いかにも東へ向かうようでしょ。嵯波藩は西国にあります。内海に面している。当然、架空の地です。シリーズもこれだけ読んでくると、遠野屋清之介、同心小暮信次郎、岡っ引き伊佐治の味わいが深い。
読了日:01月01日 著者:あさの あつこ

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