国道食堂
「国道食堂」小路幸也 徳間書店
15篇から成る連続短編ストーリー。
一篇づつ、語り手が変わって、本人目線で物語を語っていく。
一篇で20ページ程度だから深い話を語るわけではない。
小田原から発する架空の国道、山の中に国道食堂はある。
今の店主の父が始めた食堂で、息子がそのあとを継いでいる。
息子はプロレスラーで、食堂の隅にプロレスのリンクを作った。
プロレスのイベント、アマチュアのコンサートなどに利用されている。
客のひとりで配置薬のルートセールスマン、彼からひとり芝居の稽古に使わせてくれと頼まれた。
ここから幕が開いていきます。
誰も彼も、今はしがない何者かだが、若いころは腕を鳴らしたことがあるんですよ。
青年のためにちからを貸してやる。
1st season とあります。
このお話し、シリーズになるんでしょうね。
ええ話しだなぁ。
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