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「君たちに明日はない」垣根涼介 新潮文庫
「君たちに明日はない」「借金取りの王子」「張り込み姫」「勝ち逃げの女王」「迷子の王様」とシリーズがある。
当然、全部読み。
本棚を眺めていて、もう一回読んでみよう、13年前の本の再読み本。
リストラ請負会社です。内部社員では情が絡むところを、外部会社だからズバズバ切っていける。
首を斬られて当然というケースもある。
首を斬らずに別の形で残すというアドバイスもある。
中には、転職を橋渡しするケースもある。
シリーズ最後の「迷子の王様」ではリストラ会社が廃業する。
自分もリストラの対象になる、という究極のリストラ話しが展開します。
リストラ話が小説でシリーズ化される。
次はどこが首切りの舞台になるんだろう。
垣根涼介、凄い小説の泉を掘り当てましたね。
必殺仕事人ならぬ必殺首切り人だけど、泉が涸れる前にシリーズを打ち切った。
こういうところが潔いのだよね。
中国・アラブ・ヨーロッパでのシャベル・スコップの持ち手の形状は一本の棒状です
アメリカでは、現在は知らないが、西部劇では棒状の持ち手でした
日本では、シャベル・スコップは末端が三角形の持ち手になっています
明治時代、始めてシャベル・スコップに出会った時は末端まで棒状だったはずです
その後、日本では、棒状の持ち手から、三角形の持ち手に変わりました
日本標準は完成しましたが、世界標準から離れています
これから先、どこまで日本標準が世界に浸透していくのか、見ていたいです
道具は単純なほうがええ、という保守的なものが優勢だから、変わらないと思います
その意味では、ころっと変えてしまった日本の柔軟さは世界でも珍しいと言えます
ここでシャベル・スコップと大雑把な言い方にしたのは、下のような理由です
東日本と西日本でシャベル・スコップの呼び方が反対になっているのだそうです
片方だけ肩を持つわけにはいかないので、両方とも掲げて、双方の顔を立てるようにしました
《”女性を卑下”大阪市長に批判》
こんなタイトルでTweetが出ていると記事があります。
https://news.nifty.com/article/world/korea/12211-642197/
松井大阪市長の「女性は買い物に時間がかかる、だから」という発言に関してです。
《卑下》じゃないでしょ、《蔑視》の間違いだろう。
発信元は、Wow!Korea あぁ、そこなら、しょうがない、よくある間違いです。
韓国では、《蔑視》と書くべきところを《卑下》と書いてしまうのです。
日本語翻訳文の中で《卑下》と誰もがそう表現します。
ネット辞書がそうなっているのかしらね。
韓国の韓日辞書ではなく、日本の日韓辞書を開いてみることをお薦めします。
自分を引き下げること《卑下》と、他人を貶(おとし)めること《蔑視》、両者の区別ができないのかもしれません。
どうかすると、日本人の書く文章にも《卑下》と誤用するのが見受けられます。
ついつい韓国流の影響を受けてしまうのでしょうが、間違えてはいかんよ。
日本人なのに《卑下》と《蔑視》を取り違えるのは恥だ、固く自分を戒めましょう。
[ほぼ]と言わずに、[ほぼほぼ]と表現するのに違和感あり
違和感があるけど、どうやらわたしのほうが少数派みたい
[ほぼほぼ]に最初に出会ったのは、稀勢の里の記者会見でした
優勝して、インタビューで、[ほぼほぼ]と語るのを初めて耳にしました
それから以後は、芸能人などでちょいちょい聞くようになりました
ゆうべ息子と電話していたら、あいつ、[ほぼほぼ]という言葉を使いよる
ははぁ、世代語なのだ、年齢が違えば使う言葉も違うのだ
地域語かもしれない、使う地域と使わない地域、浸透するのにむらがあるみたい
[ますます]が当たり前です、[ます]とは言わない 増々
[ほどほど]が当たり前です、[ほど]とは言わない 程々
[しめしめ]が当たり前です、[しめ]とは言わない、嬉しくて思わず出る言葉
[ただただ]が当たり前です、[ただ]とは言わない、唯々 唯と言うこともある
[かさねがさね]が主流です、[かさね]とは言わない 重ね重ね
[かえすがえす]が主流です、[かえす]とは言わない 返す返す
重ね言葉です、繰り返しの言葉です
[ほぼほぼ]が主流で当然なのだろうなぁ
[サーチナ=中国の日本語翻訳のブログ・ポータル]を開くと、ノートンのポップアップ広告が出てきます
このポップアップ、ページを閉じるX印がないのです
開くしかない
しかし、開けば、見込み客として登録されて、さらに売り込みが増してくるはず
しょうがないので、そのページを閉じて、ノートンのポップアップ広告も閉じてしまう
再びそのページを開くと、ノートンのポップアップ広告は出てきません
必ず出るのではなく、アトランダムに出てくるみたいです
以前は、ポップアップ広告でも、X印があって、見ない選択もありました
これは見る選択肢しかない、やり過ぎだと思うよ
行儀の悪い売り込みで、ノートンの好感度がダダ下がりに下がっています
好感度どころか、ゼッタイ買わない、反感度が湧き上がってきます
入院していたので、お知らせが遅れました。
3月の読書メーター
読んだ本の数:3
読んだページ数:1194
ナイス数:44悪いうさぎ (文春文庫)の感想
NHKのテレビドラマでハムラアキラというテレビドラマを見ていました。これは歯に合わない。凡作だ。連続ドラマの一回目で見るのをやめました。小説を見つけました。手に取りました。おいおい、面白いじゃないか。プロットがどうのこうのじゃない、語り口が面白い。キャラクターが立っている。で、お話は、お話は、ですがね、なんだか咀嚼しにくいお話しです。主人公は女探偵で、名前が葉村晶、ハムラアキラ。女子高生が家出して、それを家に連れ戻す、その応援をする、という普通の探偵のお話し。最後は、最後の50ページは胸が悪くなるお話し
読了日:03月17日 著者:若竹 七海
火群のごとく (文春文庫)の感想
小舞藩六万石、そこで14歳の新里林弥、山坂和次郎、上村源吾、三人は道場の同門だ。林弥は勘定方の家柄、和次郎は普請組の軽輩、源吾は執政の家柄にある。樫井透馬が江戸から呼び寄せられた。筆頭家老の家柄で、妾腹の子なのだ。同じく14歳。正室の子が病弱で、死期も近く、嗣子とするべく呼び寄せたのだ。林弥12歳の時、兄は殺された。筆頭家老と中老との暗闘があって、兄は暗殺されたのだ。源吾の家も焼き討ちされた。一家全員切腹した。筆頭家老が中老一派を粛正したのだ。ここから先は「飛雲のごとく」に続きます。続篇を先に読んだのだ。
読了日:03月05日 著者:あさの あつこ
国道食堂 1st season (文芸書)の感想
15篇から成る連続短編ストーリー。語り手が変わって、本人目線で物語を語っていく。小田原から発する架空の国道、山の中に国道食堂はある。今の店主の父が始めた食堂で、息子がそのあとを継いでいる。息子はプロレスラーで、食堂の隅にプロレスのリンクを作った。プロレスの興行、アマチュアのコンサートなどに利用されている。客のひとりで配置薬のルートセールスマン、彼からひとり芝居の稽古に使わせてくれと頼まれた。ここから幕が開いていきます。誰も彼も、若いころは腕を鳴らしたことがあるんですよ。青年のためにちからを貸してやる。
読了日:03月03日 著者:小路幸也
読書メーター
自転車の下りで転倒して骨折しました。
あまりに急坂なので、セメント舗装を洗濯板のようにデコボコにしてあります。
自動車は自重で浮き上がることはないが
自転車は点接触で、空中に飛び上がってしまいます。
この状態ではブレーキは効きません。
スピードの加速が止められず、コントロール不能で転倒してしまいます。
こんな洗濯板の道が国道にもあります、国道183号線。
広島県と鳥取県の県境の道です。
麓の小鳥原(こととばら)集落から、急坂で、道後山山麓の三坂集落へ
この間がとてもゲキサカなんです。
登るなら道後山駅からの迂回路を登らなきゃならない、国道を行くと押して登ることになる。
下りなら行けるだろう、とんでもない。
舗装面を走ると怖い、怖い、道端の草地を走って、下りることができました。
こういう道では自転車を走らせてはいけないなぁ。
ブレーキが効かなくなる惧れがあります。
もうひとつ、これも原因かも、タイヤ面がツルツルなんですよ。
前々から気にしてはいたんだが、これを反省材料に、タイヤを替えることにします。
3月20日に骨折しました。
23日に入院し、25日に手術しました。
本来ならリハビリも含めて、4週間から6週間必要なのだそうです。
明日、免許更新の高齢者講習があります。
これを逃がしたら免許を失うことになるので、無理を言って今日退院しました。
手術後、3週間での退院となります。
外出許可の内諾を得ていて、一日講習を受けに行く許可を得ていましたが
新型コロナウィルスが猛威を振るっているので、内諾はキャンセルになりました。
いったんシャバの空気を浴びると、病室に戻すわけにはいかない、これが理由です。
むしろ退院させたほうがリスクが少ない、こういうことになりました。
退院後はリハビリ通院する予定でしたが、退院当日になって、それはキャンセル。
コロナウィルスの危険があるので、外来リハビリは受け入れない、となりました。
これからは自前リハビリに励むことにします。
脛骨・腓骨、足の骨の細いほうの骨(腓骨)を骨折しました。
一本の大きなボルトは折れた骨を直に繋ぎ、チタンの板で支え、8本のボルトで繋いであります。
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「しぇるぱ散らし踏み」
http://sherpaland.net/
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