「城を取る話」司馬遼太郎 光文社文庫
入院中の暇つぶしの本、20年前の文庫本を再読み。
関ケ原直前、家康に歯向かった上杉家に「城を取って進ぜましょう」佐竹家を退散したという車藤左が現れた。
伊達領国境に帝釈城が築かれつつあるのだ。
さて、この城を取るお話し、成就するのやら、失敗するのやら。
司馬遼太郎というと、「坂の上の雲」など、史談のような小説で知られています。
これは初期の頃の作品です。ものすごくロマネスクです。
もともとは、石原裕次郎への宛書で、映画のネタ本とした生まれたものです。



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