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2020年5月 1日 (金)

4月に読んだ本

4月の読書メーター
読んだ本の数:12
読んだページ数:4859
ナイス数:80

君たちに明日はない (新潮文庫)君たちに明日はない (新潮文庫)感想
「君たちに明日はない」「借金取りの王子」「張り込み姫」「勝ち逃げの女王」「迷子の王様」とシリーズがある。当然、全部読み。本棚を眺めていて、もう一回読んでみよう、13年前の本の再読み本。リストラ請負会社です。内部社員では情が絡むところを、外部会社だからズバズバ切っていける。首を斬られて当然というケースもある。首を斬らずに別の形で残すというアドバイスもある。中には、転職を橋渡しするケースもある。シリーズ最後の「迷子の王様」ではリストラ会社が廃業する。自分もリストラの対象になる、という究極のリストラ話しが展開し
読了日:04月29日 著者:垣根 涼介


リヴィエラを撃て〈下〉  新潮文庫リヴィエラを撃て〈下〉 新潮文庫感想
入院中の暇つぶしの本、20年前の文庫本を再読み。ジャック・モーガンとCIAのコードネーム《伝書鳩》がコンビで主人公になる。《伝書鳩》はコードネーム《リヴィエラ》をずっと探っていたのだ。《ギリアン》という対立軸が浮かび上がってくる。下巻の半分あたりから警視庁外事一課警視の手島が主人公になる。《リヴィエラ》の正体が明らかになる。人が大勢死ぬ。手島は生き残るが、登場人物のあらかたが死んでしまう。
読了日:04月18日 著者:高村 薫


リヴィエラを撃て(上) (新潮文庫)リヴィエラを撃て(上) (新潮文庫)感想
入院中の暇つぶしの本、20年前の文庫本を再読み。巻頭で若い男女が殺される、1992年。遡って、1978年、ここはアイルランド、ジャック・モーガンはIRAに入ろうとしている。テロリストとして訓練され、IRAを脱退するまでが上巻の概略。まるで翻訳のような文体で、なかなか読み進められない。冷静に描写しようとするだけに、読むのにも冷静に読むことになる。
読了日:04月18日 著者:高村 薫


城をとる話 (光文社文庫)城をとる話 (光文社文庫)感想
入院中の暇つぶしの本、20年前の文庫本を再読み。関ケ原直前、家康に歯向かった上杉家に「城を取って進ぜましょう」佐竹家を退散したという車藤左が現れた。伊達領国境に帝釈城が築かれつつあるのだ。さて、この城を取るお話し、成就するのやら、失敗するのやら。司馬遼太郎というと、「坂の上の雲」など、史談のような小説で知られています。これは初期の頃の作品です。ものすごくロマネスクです。もともとは、石原裕次郎への宛書で、映画のネタ本とした生まれたものです。
読了日:04月18日 著者:司馬 遼太郎


損料屋喜八郎始末控え (文春文庫)損料屋喜八郎始末控え (文春文庫)感想
入院中の暇つぶしの本、20年前の文庫本を再読み。損料屋とは現代のレンタルショップ。喜八郎は浪人の子で、奉行所蔵米方与力の秋山のもとで一代限りの末席同心だった。上役の不始末の尻ぬぐいで首になった。以来、損料屋を商いながら、奉行所蔵米方のエージェントとして働いている。札差で、伊勢屋、大口屋、笠倉屋など、なかなかの仕掛けを掛けてくるが、いずれも覆して仕返ししている。山本一力の語り口は、小説家というより、講釈師の語り口で、これは、他に真似できる小説家はいないなぁ。
読了日:04月18日 著者:山本 一力


北の狩人〈下〉 (幻冬舎文庫)北の狩人〈下〉 (幻冬舎文庫)感想
入院中の暇つぶしの本、20年前の文庫本を再読み。解散した田代組の旧組員はそれぞれ別のヤクザ組織に吸収されていった。その中の出世頭・近松は鴨下・新島の金主で、偽札作り、米ドルや台湾ドルの偽札を作っていた。台湾のマフィア、上海の幇、当然彼らが割り込んできます。次々と人が死にます。梶の父親を殺したのは誰か、解明されます。
読了日:04月18日 著者:大沢 在昌


北の狩人〈上〉 (幻冬舎文庫)北の狩人〈上〉 (幻冬舎文庫)感想
入院中の暇つぶしの本、20年前の文庫本を再読み。新宿で田代組について聞いて回る若者がいる、梶雪人。爺っちゃはマタギ、父親は刑事、本人も刑事で、秋田県警捜査一課の刑事なのだ。十二年前、父親は田代組組員を犯人受け取りに東京に行って殺された。同行した刑事は行方不明になった、水野。梶は田代組の旧組員を次々に訪ねていく。ヤクザ以外でも、違法カジノやディスコを経営する鴨下や新島とも知り合った。ふと思いついた、水野巡査が鴨下なのではないか。呼びかけた、「水野巡査」。
読了日:04月18日 著者:大沢 在昌


灰夜 新装版: 新宿鮫7 (光文社文庫)灰夜 新装版: 新宿鮫7 (光文社文庫)感想
入院中の暇つぶしの本、20年前の文庫本を再読み。巻頭で鮫島は荒野の檻に閉じ込められている。監禁されている。鮫島は同期の七回忌に出席したのだ。麻取、鹿児島のやくざ、福岡のやくざ、鹿児島の汚れ警部補、鹿児島の公安。絡み合いながら話が進んでいく。鮫島は休暇を挟んで三日間で東京に帰らなければいけない。その三日間でお話は進んでいく。
読了日:04月18日 著者:大沢 在昌


屍蘭 新装版: 新宿鮫3 (光文社文庫)屍蘭 新装版: 新宿鮫3 (光文社文庫)感想
入院中の暇つぶしの本、20年前の文庫本を再読み。新宿署管内を遊弋する故売屋が死んだ。死因は血管内凝固症候群。ここから鮫島は探りを入れ始める。胎児を中絶して壊すことなく引き出して製薬材料の原料として輸出することから始まる事件だった。驚くような事件だが、主犯の結びつきに整合性がなく、毒薬の入手方法など省いてあるのでフッテワイタ感はあります。
読了日:04月18日 著者:大沢 在昌


新装版 朝倉恭介 Cの福音・完結篇 (宝島社文庫)新装版 朝倉恭介 Cの福音・完結篇 (宝島社文庫)感想
入院中の暇つぶしの本、20年前の文庫本を再読み。18年ぶりの読み返しです。5作のシリーズの完結編です。朝倉恭介、川瀬雅彦、ダブルヒーローです。凶介、正彦と言い換えられるように、二人は善悪が逆です。アメリカから持ち込んだ日本のコカインルート、破れ目が表れてきた。ルートを収束させるため、朝倉恭介は日本に帰ってきた。川瀬雅彦はその端緒をつかんで、二人は対決する。
読了日:04月18日 著者:楡 周平


依頼人は死んだ (文春文庫)依頼人は死んだ (文春文庫)感想
「依頼人は死んだ」若竹七海 文芸春秋
入院中の暇つぶしの図書館本。
葉村晶、女探偵で長谷川探偵調査書のフリーランス。
9篇の短編集です。
探偵を依頼した対象者が悪かったり、依頼者本人が悪かったり、そういうお話しです。
読後、あまり後味はよくない。
若竹七海はこれで卒業するでしょうね。
読了日:04月18日 著者:若竹 七海


フーテンのマハ (集英社文庫)フーテンのマハ (集英社文庫)感想
入院中の暇つぶしの図書館本。大学時代の学友と当てどのない旅に出るのが常だった。一人で出かけることも多かった。美術館勤めからフリーランスになって、旅に出ることはさらに増えた。美術館の企画を完成させるにはそれは避けられなかった。他愛もない旅なんですよ。ゴッホやピカソを巡る旅もある。そこは戯文ではない。硬軟取り混ぜて、原田マハが浮かび上がってくる。
読了日:04月18日 著者:原田 マハ

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