暗約領域 新宿鮫Ⅺ
「暗約領域 新宿鮫Ⅺ」大沢在昌 光文社
新宿鮫もこれでシリーズ11作目です。
新宿署の課長が変わる。桃井課長の殉職を経て、女性の課長が赴任する。
新しく相棒が着任してくる。
鮫島と新課長の衝突がある。お互い仕事の仕方が違うのだ。
新しい相棒は公安から付け人だった。
これはシリーズ12作目のネタフリかな。
事件はインフルエンザの特効薬のタミフルだ。
百万人分のタミフルを北朝鮮に運ぶ。
公安が仕掛けたのだ。薬品と引き換えに情報を得ること。
祖国を失ったヤカラがうごめくが、事情は汲み取れるが、同情はできないね。
悲惨な最後を迎えようとも、そういう道を選んだのは君じゃん。
暗約領域、意味ありげだが、どういうことなんだろう。暗約とは秘密の約束のこと?暗躍の言い換え?
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