無慈悲に、という脅し文句
北の民主主義人民共和国でのことですがね
声明を出すとき、無慈悲に、この用語をしきりに使います
民族の慣用句があるのでしょうね
無慈悲に、こう発すると、自らの琴線に触れるのでしょうね
心を鼓舞するのでしょうね
日本ではどうなんでしょう
遺憾だ、遺憾だ、これはイカン
この程度しか言えません
一度、無慈悲に、と警告を出してみてはいかがなものか
いやいや、憲法の制約に触れるから、無慈悲に、とは言えんのだ
憲法第9条が無慈悲な行為を禁じている、そういう反論が繰り出されるのだ
たとえ口先介入でも、憲法違反と指摘されるのだ
予算委員会で何日も吊るし上げられ、内閣不信任案が提出されるのだ
無慈悲内閣打倒!と倒閣運動のデモが起きるのだ
朝日新聞と毎日新聞はデモに同調して、反政府の空気を報道するのだ
共同通信も同じ、地方紙の報道は共同通信の提供なのだ
あんたのことだよ、中国新聞(北京じゃないよ広島だよ)を指さして言っているのだよ
一連の動きは怖くはないが、他の法案が巻き添えになって、成立が遅れるのが困るのだ
ここ日本では、とうてい、無慈悲に、などと、口が裂けても言えないのだ
« Amazonプライム会員から抜け出しました | トップページ | 三次ピオーネ団地から西回り(自転車篇) »
コメント