「うめ婆行状記 宇江佐真理 朝日新聞出版」
うめは酢・醤油問屋の娘から北町奉行同心の家に嫁いだ。
俸禄は少なく、家のやりくりには苦労した。
嫁に行った妹が実家に口出しするのが苦労だった。
いや、たかりに来るのだ。
子供が誰も所帯を持ち、夫が亡くなった。
わたしはこの家を出ます。気ままに過ごすことにします。
そんなわけにもいかなくなった。
実家の兄夫婦の長男が子供を預かってくれと持ち込んだ。
まだ嫁を貰ってはいないが、外で産ませた子なのだ。
これは一肌脱がねばなるまいて。
ハッピーエンドなのだが、尻切れトンボの終わり方。
筆者がガンで亡くなったのだ。最後まで書ききれなかったのだ。



« 自転車のウェアの洗濯 |
トップページ
| 保障 保証 補償 »
« 自転車のウェアの洗濯 |
トップページ
| 保障 保証 補償 »
コメント