「わかれ縁(えにし)」西條奈加 文芸春秋
絵乃は雨の日に若者に突き当たって転んだ。
絵乃は事情を抱えていた。
浮気を重ねて借金も重ねる亭主と別れたい。
若者は公事宿(くじやど)の手代なのだ。
絵乃は離縁の公事を頼み込んだ。
折よく、公事宿に雇ってもらった。
公事宿とは、現代の弁護士というか司法書士というか、訴訟の案内人なのだ。
土地の境界の争い、相続の争い、離縁の争い、訴訟は今も昔も変わりません。
いろんな離縁の訴訟があります。
それが一つ一つの章になる。
最後に、自分の離縁の公事、自分で見事に裁きを付けます。
どうやったのか、そこは自分で読んでくれなきゃ。
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