「トリガー(上)」真山仁 角川書店
米陸軍中佐が殺された。これが一連の事件の発端なのだ。
韓国の検事で、大統領の姪で、オリンピック馬術の選手でメダル候補なのだ。
東京オリンピック競技中狙撃された。
韓国大統領が介入し、韓国の検察が介入し、事件の解明はもつれる。
イだの、キムだの、ノだのと、韓国の名前は何が何やら、わけわからない。
巻頭の登場人物表と引き比べる、何度も引き比べる。
主人公は引退した内閣情報調査室長、今も調査会社を運営していて、隠然たるちからがあるのだ。
おまけに副主人公が北朝鮮のスリーパースパイなのだ。
こっちも暗躍する。
わけわからんぞ。安物のスパイ小説のようであれよあれよなのだ。



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