負けず嫌い 食わず嫌い
負けず嫌いとは、負けるのが嫌いなこと
食わず嫌いとは、食ってもいないのに嫌いなこと
かなりの昔から、どっちも言葉の使い方が間違っていると指摘されています
本来は、負けるのが嫌い、食ってないけど嫌い、それぞれ普通にそう言っていたはずです
どうしてこのように言い換えたのか、誰もが分からずにいます
類例として、なにかの否定形+嫌い
このような用例があるかと探しましたが、見つかりません
無理にでも考えると、こういうことか
嫌いという言葉をキーにして
負けず嫌い、食わず嫌い、それぞれお互いを参照して似通ってしまったのか
あるいは、わざと似るように持って行ったのか
この項目、日本語学校で教師がどう教えるか悩むところでしょうね
日本語教材としては不適当だと、採用しないほうが賢明でしょうね
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