大儀である
大儀である、これは殿さまが家臣に声をかける言葉なんですがね
おはよう、だったり、さよなら、だったり、そういう言葉なわけです
これにて開会する、これにて閉会する、そういうケースもあります
深い意味のある言葉だと思わないでね、役割語だと理解してね
使うのは家臣に対してのみ、決して、他家の殿さま・将軍家には使いません
広島では、少々様子が違います
たいぎぃ
このように変化します
使うのは殿さまではなく、一般庶民が使います
中身も大変化して、くたびれた、あきあきした、しんどい
両者はもともと同じ言葉から出来たものなのでしょうか
無関係な言葉がたまたま似通ってしまったのでしょうか
大儀であると、たいぎぃが同席したらどうなるか
江戸落語で「妾馬」という演目があって、赤井御門守と長屋の八五郎が同席する
江戸落語だから、広島のたいぎぃは出てこないが、出たとしたら、おおよそ想像できます
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