アクティブ・メジャーズ
「アクティブ・メジャーズ」今野敏 文芸春秋
アクティブ・メジャーズとは、諜報活動の技術のひとつなのだ。
知らなくてよろしい。
人たらしとか、たらしこみとか、リクルートとか、そんなもんだと思えばよろしい。
倉島はゼロの研修から帰ってきた。
身分は公安、外事一課に所属している。
すぐさま命令が下ってきた。所属ラインからではなく、公安本筋からの命令なのだ。
公安のエースのひとりの葉山を探れ、という命令なのだ。
大手新聞社の編集局次長がマンションから落ちて死亡した、これと関係があるとにらんだ。
刑事警察については、書き尽くされている。
公安警察については、小説では未開拓の分野だ。
へぇ、こんな風に洗い出していくのかい。
そこは、今野敏、嘘か本当か、興味の湧くところだぜ。
倉島は、エースの一員に合格した。
« まえのめりの反対語は | トップページ | ペットブログの落とし穴 »
コメント