無料ブログはココログ

« ライアー | トップページ | 政府と役所 »

2020年10月 9日 (金)

非常識家族

「非常識家族」曽野綾子 徳間書店
戯文なんですよ。戯文のタイプが漫才かコントかというと、これはコント。自分を語るのではなくある設定を設けているから。
祖父は東大名誉教授、父も東大教授、息子は大学生だが、どこの大学生なんだろう。
全部で23篇、どれも、○○について、設定家族は同じで、お話が始まる。
わざと崩しているわけじゃないが、話しが崩れてくる。
ページを閉じると、話しが崩れているんじゃなく、常識のほうが崩れているんじゃないかと伝わってくる。
曽野綾子は老人にきびしい。自分も老人だから、なおのこときびいしいのでしょうね。

 

読書メーター

広島ブログ

« ライアー | トップページ | 政府と役所 »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« ライアー | トップページ | 政府と役所 »

最近のトラックバック

2025年2月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28