ライアー
「ライアー」大沢在昌 新潮社
ヒロインは神村奈々、消費情報研究所に勤務している。
研究所の実態は政府の非公然組織、海外で日本に不利益をもたらす者を暗殺するのが仕事だ。
そう、わたしは政府の殺し屋。
夫、洋祐が売春婦とともに焼死した。
夫の死に不自然を感じて探り始める。
政府の非公然組織の関東損害保険事業者連合会にたどりついた。
研究所は海外で暗殺を行うが、連合会は日本国内で暗殺を行うのだ。
探っていく影響で、自然と研究所と連合会の戦いになった。
洋祐の父、直祐が研究所の設立に関わっている。今なお、影響のある立場にいる。
殺し屋対殺し屋の戦いなのだ。
ライアーとは嘘つき、誰もが嘘をついている。
嘘のひとつひとつが引っ剥がされていく。
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