朽ちないサクラ
「朽ちないサクラ」柚月裕子 徳間書店
某県警の広報課に勤める職員ですがね。
某署で殺人事件があった。
ストーカーの相談で、取り合わずに慰安旅行に行った、その隙に殺されてしまった。
いったい、誰が内情をばらしたのだ、署内で探り合いが始まる。
わたしかもしれない(広報課に勤める職員)。
同級生に新聞記者がいる。何気なくちょろっとしゃべった。
口止めしたが、新聞に載った。
わたしじゃないよ。他の誰かが書いたのだ。
その新聞記者も殺されてしまった。
最初は警察職員のアマチュア捜査のお話だと読み始めました。
ちょっと違う流れになってきた。
公安の絡む事件なのだ。
サクラとは公安のシンボルなのだ。
巻末に書いてあるのは、彼女は警察をやめるのだ。
警察職員をやめて、警察官を目指す。
何度でも採用試験を受けることにする。
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