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電源を切ったはずなのに、電源が入っていると、昨日アップしました
Windows7 までは、電源を切るのは、単純にシャットダウンでOKでした
Windows8 やWindows8.1 Windows10 では、シャットダウンの方法には選択肢があるようです
何人かの人が、電源問題で戸惑っています
自分では何もしていないのに、おかしなことに陥っています
全員がそうなるわけじゃない、たまたまアンラッキーな人がそうなる
「電源を切ったのに電源が入っている」
このフレーズで検索してみてください
検索すると、えらく小難しいことを書いてあります
バイオスを書き換えろだの、設定を書き換えろだの
面倒なことをこまごまと書いてあります、無理に従わなくてもOK、それは最後の手段
一番簡単なのは
左下のウィンドウズマーク→シャットダウン
シフト・キーを押しながら、シャットダウンを押す
これで完全にシャットダウンします
何度も確認しました、これなら、シャットダウンしたあと、電源が入ることはありません
それも面倒なら、次の方法でもよろしい
意に反して電源が入っていることは承知の上で、再起動すればよろしい
再起動するには、必ず電源を完全に切ってから再起動します
図らずも、数日前まで、わたしはその段取りに従っていました
サブのパソコンでのことなんですがね
今夜はこれで終わろうか
電源を切ります
夜中におしっこに行きたくなる
2時にパソコンの電源ランプを確認、消えている
3時にパソコンの電源ランプを確認、消えている
4時にパソコンの電源ランプを確認、点いている
Enter のキーを押してみる
パスワードを書き込む場面になる
あとは、パスワードを書き込んで通常起動です
変じゃん、電源を切ったはずのパソコンになぜ電源が入っているんだろ
気持ちが悪いので再起動します
パソコンのメーカー名が現れます、これが出ないと正常とは言えないよ
これが出ている最中なら、セーフモードが使えるのだからね
パスワード画面になって、これで正常のコースに乗ったことになります
これが毎日続きます
ひゅーどろどろの怪談ではないが、怪しい展開ですよねぇ
明日、この続きをアップします
それまでに、解決方法のテストを繰り返して、確認します
経産省、総務省が DX=デジタルトランスフォーメーションを推進しようとしています
今は分からないが、DX の意味・内容は、そのうち分かってきます
分からないのは、デジタルトランスフォーメーションがなぜ DX と略称されるか、なんです
「trans」を「X」と略すことが一般的な英語圏の表記に準じているためだそうです
transformer 変圧器
transgender 性の不一致
トランスとは、入れ替える、差し替える、の意味だとは理解しました
トランスがXだというのが分からない
欧米の習慣なのだからしょうがないのだよ、嫌だの、分からない、と言っても始まらない
DX のXの成分が分かってきました
次は、DX が自分にとって重要なものか、不必要なものか、その見極めです
業界人なら、知らないじゃ済まされないが
ただの一般人なら、聞きかじっておくだけでじゅうぶんです
あしびきのやまどりのおのしだりおのながながしよをひとりかもねむ
あし曳きの山鳥の尾のしだり尾の ここまでは修飾語です、雰囲気を盛り上げるための歌い上げです
ながながし夜をひとりかも寝む ここが伝えたいところです
百人一首、柿本人麻呂の吟です
なんでこんなに修飾語が長いのか
後世、このように長い長い修飾語の歌はあります、お囃子に化けてはいますがね
ヤーレン ソーラン ソーラン
ソーラン ソーラン ソーラン (ハイ ハイ)
沖の鴎に 潮どき問えば
わたしゃ立つ鳥 波に聞け
チョイ ヤサエエンヤンサノ
ドッコイショ
(ハ ドッコイショ ドッコイショ)
ソーラン節もみんなで歌うのを旨とします
柿本人麻呂の時代の和歌も、うたげ・つどいで声出して歌い上げていたものです
枕詞(まくらことば)は有名ですが、さらに長いものは序詞と言います
枕詞、助詞をお囃子だと思えば
なるほど、同じだ、と合点するのじゃありませんか
♪タタラッタラッタタタタ、タタラッタタタタ、タタラッタァタタタ
序曲ということは、予告篇、導入篇、食い付き、つかみ、ということなのでしょうか
違うよなぁ、たっぷり中身があって、序曲どころか、本篇そのものじゃありませんか
忠臣蔵に大序というのがあります、始まり始まりぃですね
神楽では、演目を繰り広げる前に、まず最初に神降ろしを行います
序曲とは、こんなのと似たようなものなんでしょうか
ウィリアム・テル序曲ということなら、本篇はあるのでしょうか
序曲だけ存在して、本篇が見当たらないのがいかにも不思議です
ひょっとして、こうかな
あるにはあるのだが、出来が悪いので、無かったことにしているのでしょうか
それとも、こうかな
序曲は書きあげました、本篇を書こうとしたが、そこで力尽きてしまったのでしょうか
SDGs:Sustainable Development Goals=持続可能な開発目標
IoT:Internet of Things=モノのインターネット
PKO:Peacekeeping Operations=国際連合平和維持活動
LGBT:Lesbian Gay Bisexual Transgender=性的少数者の総称の一つ
一連のアルファベットは、一塊の概念の頭文字をピックアップしたものです
略称から原義を呼び起こし、略称をシンボルとします
最後のは違う、それぞれの単語の頭文字をピックアップしたものです
略称をシンボルとするのは同じ
一般的に前者が普通、後者は様式が違うので普及するのに難あり
いや、難があるのは様式の問題じゃないかもしれない、別の問題かも
ソフトを購入するのに、販売店でのパッケージ版とネットからのダウンロード版があります
ダウンロード版がちょっと安い
安いと言っても、極端に安いわけじゃない
量販店で買えば、そこそこ安い、ダウンロード版よりちょっと高い程度です
PCが壊れたら、ダウンロード版も一緒にオシャカになる【のじゃないかな? そこは真偽不明】
その危険を考えたら、DVDのパッケージ版でPCの外に保存しておきたいですよねぇ
ダウンロード版でしか購入できないソフトはそこで買うしかないが
そうでないものはケース付きのパックで買うようにしています
ダウンロード版は、流通経費、販売経費がほとんど掛からないのだから
もっと安くてもええのにね
それはね、ダウンロード版がパッケージ版よりうんと安かったら、誰も販売店から買わなくなるから
そこは販売店に配慮して値決めしているのでしょうね
ソフトメーカーは、ダウンロード版が売れたほうが、丸儲けでウハウハでしょうね
糊を指になすって乾いた状態
血が固まって乾いた状態
たんぼから出て泥が乾いた状態
このような様子をカピカピと表現します
江戸時代以前でもこの状態はあったはずですが
カピカピと表現した例がない
井原西鶴も、近松門左衛門も、十返舎一九も、書いてはいない
カピカピが現れるのは明治以降なんですね
夏目漱石、森鴎外、菊池寛、芥川龍之介などが、カピカピて書き残したかな
ないね、出現したのは戦後を過ぎてからのことでしょうね
初出がいつかは知らないが、今では、世間一般で普通に使っている言葉です
どうやら、ある現象を言葉で捉えるのには、社会の成熟が必要なようです
あれはカピカピ、そうカピカピ
言葉が行き渡るには、普通の言葉として認識されるには、社会の成熟・脱皮が必要なようです
社会の風がちょっと違う、世間の雰囲気が変わってきた、そういうことなんでしょうね
「カラスはずる賢い、ハトは頭が悪い、サメは狂暴、イルカは温厚って本当か?」松原始 山と渓谷社
PART1 見た目の誤解
「かわいい」と「怖い」
カモメはカラスと同じ、ゴミ漁りの常習犯
「美しい」と「醜い」
ハゲタカはハゲだから清潔に生きられるのだ
「きれい」と「汚い」
チョウは花だけじゃなく糞にもとまる
PART2 性格の誤解
「賢い」と「頭が悪い」
鏡像認知できるハトとできないカラス、賢いのはどっち?
「やさしい」と「ずるい」
カッコウの托卵は信じられないほどリスキー
「怠けもの」と「働きもの」
ナマケモノは背中でせっせとコケを育てている
「強い」と「弱い」
コウモリの飛行能力は戦闘機並みに高い
PART3 生き方の誤解
「群れる」と「孤独」
一匹狼は孤独を好んでいるわけじゃない
「亭主関白」と「恐妻家」
ライオンのオスはトロフィー・ハズバンド
「子煩悩」と「放任主義」
カラスの夫婦だって子育てに苦労する
松原始はカラスで学者人生をスタートしましたが、この本ではカラスだけじゃありません。
鳥類全般、哺乳類、魚類、けっこう間口を広げて語っています。
やはり出発がカラスだけに、カラスを語ると蘊蓄が繰り広げられる。
語り口は戯文調なんだが、まじめな構成の関係でそんなにハジケルわけにもいかない。
基本はまじめで、時に逸脱しています。
イラストが基本は図鑑風、イラストで本文のふざけはっちゃけを汲み取っています。
おわりにの項で、タイトルには掲げたが、サメとイルカには筆が充分に及んでいない、ごめんと謝っている。
そこは販売戦略だもの、出版事情だから許す。
ニュースのタイトルに
[中国地方幹部「発禁本」持ち帰り厳罰!]
そうかい、そうかい、何県の幹部なの、広島県かい
ニュースの内容は
[中国地方政府幹部 香港から発禁本持ち帰り、次々厳罰に]
あらま、かの国でのお話しなのかい
http://www.zakzak.co.jp/soc/news/201115/for2011150002-n1.html
zakzak夕刊フジのニュースからです
発禁本とは、エロ本ではなく、習近平指導部の幹部らのスキャンダルなどを記した「発禁本」なのかい
緩そうなお話が、一挙に引き締まったお話に変わりました
タイトルの、中国地方幹部とは
中国地方の幹部なのか
中国の地方幹部なのか
ちゅうごく繋がりで、もうひとつ
ちゅうごくごけん、これを漢字変換すると
中国五県
中国語圏
今まで何の要求もなかったのに、ある日突然、有無を言わせず、One Drive のインストールを迫られました
インストールはしてみたものの、デスクトップの、ソフトのショートカットとメモ帳のファイルの多くが
One Drive にアップロードされませんでした、と警告がありました
デスクトップのアイコンの数々にチェックマークが付け加わっています
たぶん、One Drive の縄張り宣言なのでしょうね
縄張りで囲っておいて、One Drive との関連付けが出来てませんとは、腹立つお言葉だね
そもそも、One Drive とは、リモートワークとか、共同作業に、使うものじゃありませんか
わたし、どこか他所に作業場があるわけでもないし、単独作業だし
One Drive はわたしに必要とは思えない
[One Drive をオフにするか、無効にするか、アンインストールするか]
今後とも使うことはないと見極めたら、アンインストールしましょう
[One Drive アンインストール Windows10]
このワード群で検索してみましょう、納得できる手順がそこにあります
ウィンドウズマーク→歯車マーク(設定)→アプリ→Microsoft One Drive を選択
クリック→アンインストール
アンインストールしました、もう One Drive から邪魔されることはありません
デスクトップにあるアイコンのチェックマークも消え去りました
いやぁ、すっきりした
日本のトラックの業界図ですがね
日野自動車:トヨタの子会社
いすゞ自動車:現在はボルボと提携を企画推進中
三菱ふそうトラック・バス:ダイムラーの子会社
UDトラックス:ブルボの子会社
ボルボは、UDトラックスの全株をいすゞ自動車が取得するように調整中で
トラックのブランドは四社だが、資本系列は三社となる見込み
いすゞ自動車は、石川島造船所から出発、過去、GMと組んだり、トヨタと組んだり
三菱ふそうトラック・バスは、三菱自動車の子会社だった
UDトラックスは、日産ディーゼル工業という名前で日産自動車の子会社だった
いずれも現状は子会社で自己決定力がない、切り離して売り払われることもあるので
将来、四社とも、資本系列はどうなることやら
事と次第では、資本系列は中国になるかもしれない
ボルボを二つに別けて、その片方は中国資本だということですしね
最近、ボルボやメルセデスのマークのトラック・バスを見る機会が増えました
今見るボルボやメルセデスは輸入品です
メルセデスはダイムラー傘下のブランドです
この先、国産だけど、ブランドはボルボやメルセデス、そのように変わるかもしれません
トントントントン、日野の2トン
走れ、走れ、いすゞのトラックゥ
2社のCMのフレーズは知っているが、他の2社のCMは知らないなぁ
大土山と標識がある。登山口なんだよ。三次市三和町からはここから入っていくのだよ。
ここが水越峠ということで、記念写真を撮っておこうか。
このあたりが水越峠の最高地点だな、向こうが下り坂に変わっているもの。
最高地点からちょっと下ったあたりが三次市三和町と安芸高田市甲田町の境界なのだ。
向原農園の看板がある。この奥に養鶏場があるのだ。向原農園、マルサンというトラックが頻繁に通ったが、あれは自社トラックだったのかい。
ここから下って、やはり養鶏場行きのトラックと出会う。トラックとすれちがう度に自転車から降りるのだが、道の下に転がり落ちて、トラックの運転手に心配させてしまった。道幅が狭いからね。
県道29号線に合流した。向原へ向かっていく県道なのだよ。県道を行く区間はごく短い。
大土山憩いの森という標識がある。その方向へ向かっていく。そこまで5キロなんだと。
その5キロがね、途中からとても漕いでは登れない。自転車を降りて押して歩こう。緩傾斜の道なら漕ぐ場面もあるが、大体は歩きました。
着いたところが論山堤、水争いで侃々諤々の議論をした、ということで論山堤と命名された。堤には、土手という意味もあり、池という意味もあるのだよ。
アズマヤ、ベンチがあって、そこで昼食、弁当を食べたのだよ。食事の場面から見た論山堤の堤防がこれ。周囲は黄葉に囲まれているでしょ。
さて、出発、分水嶺の標識があって、ここが大土山の西の麓の最高地点、続いて、こっちからの大土山登山口、自転車の向こうから入っていくのだよ。
編集が終わりました。
新しいページをアップしております。
これは一部分の抜き書きです。
全体の姿は下のリンクからお出でください。
http://sherpaland.net/bike/2020/bike-201109-ozchiym2/bike-201109-ozchiym2.html
「暴虎の牙」柚月裕子 角川書店
「孤狼の血」「凶犬の眼」と繋がる三部作。
「孤狼の血」は大上章吾が主人公。「凶犬の眼」は日岡秀一が主人公。
昭和57年、沖虎彦は少年院、年少刑務所上がりを集めて呉寅会を組織している。
呉の五十子会、広島の綿船組に歯向かっている。
広島北署、マルボウ刑事の大上章吾がいる。
職務上取り締まるはずなのだが、好き放題にさせている。
沖は18年の懲役を受けた。
大上は沖が刑務所にいる間に死んでいた。
平成16年、沖は刑務所を出た。
呉原東署のマルボウ刑事日岡秀一が沖と対峙する。
沖は呉寅会を再起させようと図る。
大上は沖を放置したが、日岡は厳然と取り締まる。
三部作でこのシリーズは閉じると納得できる。
ふと気が付くと、キーボード上に見知らぬアイコンがあります
四角い紙の上に文章が書いてある、と表現しているように見えます
ネットで、ブラウザで、試してみました
ほほぅ、位置を変えれば、そこでのポップアップの吹き出しの内容が違う
ブラウザ画面の中央と、URL欄とでは、吹き出しの内容が違う
メモ帳の画面で試したり、ソフトのホームページビルダーで試したり、画像ソフトで試したり
中には、反応しないソフトもあります
いろいろ遊んでみました
はたと気が付いた
これは、マウスでの右クリックで浮かぶ吹き出しと同じじゃないか
マウスを使わない人、キーボードだけで処理する人、向けの機能なのじゃなかろうか
マウスの右クリックの処理を、キーボードのメモ・アイコンで再現しているのじゃなかろうか
初めて、このキーボード上のアイコンに気が付きました
アイコンの使い方が理解できました
ただね、この機能、万能じゃありません
ソフトの中には、マウスの右クリックなら可能なのに、キーボードのアイコンでは出来ないものもあります
ソフトを最新にアップデートすれば出来るのか、そこはどうなのかなぁ、試してはいません
10月の読書メーター
読んだ本の数:9
読んだページ数:3457
ナイス数:62逆流 越境捜査の感想
越境捜査のシリーズは7作あって、これは4作目。鷺沼は警視庁本部の特別捜査勤務で、お宮入りの事件を扱う。始まりは鷺沼が刺されて病院に担ぎ込まれるところから始まる。十年前の死体遺棄事件を捜査し始めたら反応があった。神奈川県警の札付きの巡査部長が絡んでくる。いや、住み着いてくるのだ。宮野。どうやら第一作目からサブヒーローらしい。警視庁と神奈川県警のコンビだから越境捜査なのかな。今度の事件は、福岡県選出の衆議院議員、十年前の遺体に関係する容疑が浮かぶ。代議士の会計を預かる税理士がライフルで殺されたり、かなり乱暴な
読了日:10月25日 著者:笹本 稜平
語りつづけろ、届くまで (講談社文庫)の感想
サラリーマン坂田勇吉はやくざマフィアに巻き込まれやすいのです。下町の老人会つるかめ会に、半分仕事、半分ボランティアで参加している。ボランティア仲間の玉井から頼まれた。年寄りへの接し方を教育してやってほしい。これは詐欺への入り口です。玉井は詐欺で三億円取り込んでいた。やくざが分け前を狙ってうごめいてくる。携帯を取られ、アドレスの親兄弟を人質に取られる。ここから三億円探しが始まります。「走らなあかん、夜明けまで」「涙はふくな、凍るまで」これらに続く第三作です。今回、坂田勇吉の恋は実りそうだなぁ。
読了日:10月21日 著者:大沢 在昌
初陣―隠蔽捜査3.5―(新潮文庫)の感想
隠蔽調査シリーズの主人公は竜崎です。だけど、この巻では伊丹が主人公。連作短編です。整数の巻は竜崎が主人公、+0.5の巻はスピンオフで他の人が主人公。竜崎と伊丹は小学校の同級生、共にキャリアで、どちらも警視正。竜崎は腹の座ったキレモノだが、伊丹は凡庸な人物、その対比でお話は進んでいく。伊丹が福島県警の刑事部長から警視庁の刑事部長に転勤していくところから話は始まる。警視庁の刑事部長という職は骨の折れる職なのだ。凡庸な人物が警視庁の刑事部長の仕事を捌いていくのだ。現場主義というフェイクを入れてカモフラージュして
読了日:10月20日 著者:今野 敏
アクティブメジャーズ (文春文庫)の感想
アクティブ・メジャーズとは、諜報活動の技術のひとつなのだ。倉島はゼロの研修から帰ってきた。身分は公安、外事一課に所属している。すぐさま命令が下ってきた。所属ラインからではなく、公安本筋からの命令なのだ。公安のエースのひとりの葉山を探れ、という命令なのだ。大手新聞社の編集局次長がマンションから落ちて死亡した、これと関係があるとにらんだ。刑事警察については、書き尽くされている。公安警察については、小説では未開拓の分野だ。へぇ、こんな風に洗い出していくのかい。そこは、今野敏、嘘か本当か、興味の湧くところだぜ。
読了日:10月18日 著者:今野敏
鹿王丸、翔ぶの感想
京は乱れていた。室町幕府の御所様は三好勢に守られて都を去っていた。空白の京に近江の六角が進駐した。次々と見回りの者頭が鉄砲で撃ち取られる。これで四人目だ。撃ち取ったのは、根来の鹿王丸。甲賀の伴与七郎は六角家の要人建部日向守から命じられた。京へ行け、六角家の者頭を鉄砲で撃ち倒すヤカラを打ち取れ。これで、鹿王丸と甲賀忍者の与七郎との攻防が始まる。応仁の乱から織田豊臣徳川にかけての上流の戦いは世に知れています。下々の戦い、根来の鉄砲放ちと甲賀忍者の戦いなど始めてだなぁ。結果、どっちの勝、とは言わないでおきますね
読了日:10月16日 著者:岩井 三四二
非常識家族 (徳間文庫)の感想
戯文なんですよ。戯文のタイプが漫才かコントかというと、これはコント。自分を語るのではなくある設定を設けているから。祖父は東大名誉教授、父も東大教授、息子は大学生だが、どこの大学生なんだろう。全部で23篇、どれも、○○について、設定家族は同じで、お話が始まる。わざと崩しているわけじゃないが、話しが崩れてくる。ページを閉じると、話しが崩れているんじゃなく、常識のほうが崩れているんじゃないかと伝わってくる。曽野綾子は老人にきびしい。自分も老人だから、なおのこときびいしいのでしょうね。
読了日:10月09日 著者:曽野 綾子
ライアー (新潮文庫)の感想
ヒロインは神村奈々、消費情報研究所に勤務している。研究所の実態は政府の非公然組織、海外で日本に不利益をもたらす者を暗殺するのが仕事だ。そう、わたしは政府の殺し屋。夫、洋祐が売春婦とともに焼死した。夫の死に不自然を感じて探り始める。政府の非公然組織の関東損害保険事業者連合会にたどりついた。研究所は海外で暗殺を行うが、連合会は日本国内で暗殺を行うのだ。探っていく影響で、自然と研究所と連合会の戦いになった。洋祐の父、直祐が研究所の設立に関わっている。今なお、影響のある立場にいる。ライアーとは嘘つき、誰もが嘘を
読了日:10月08日 著者:大沢 在昌
きたきた捕物帖の感想
深川の岡っ引文庫屋の千吉親分はふぐに当たって死んでしまった。子分が何人かいるが、跡目を継ぐ器量のものはいない。表業の文庫屋の仕事は一番弟子の万作が継ぐ。残りは、他の岡っ引に移っていくなり、身を引くなり、消えていく。残るは一番下っ端の北一、長屋に引っ越して、天秤棒で文庫を売って歩く。四話で構成されてる。三話目から喜多治が登場する。汚い風呂屋の釜焚きの仕事、北一と同じで、親を亡くした天涯孤独の身の上だ。どちらも、年のころは十六かな。ここできたきたのコンビが始まる。きたきた捕物帳が始まるが、まだ十手はいただいて
読了日:10月03日 著者:宮部みゆき
朽ちないサクラ (徳間文庫)の感想
某県警の広報課に勤める職員ですがね。某署で殺人事件があった。ストーカーの相談で、取り合わずに慰安旅行に行った、その隙に殺されてしまった。いったい誰が内情をばらしたのだ、署内で探り合いが始まる。わたしかもしれない(広報課に勤める職員)。同級生に新聞記者がいる。何気なくちょろっとしゃべった。口止めしたが、新聞に載った。わたしじゃないよ。他の誰かが書いたのだ。その新聞記者も殺されてしまった。最初は警察職員のアマチュア捜査のお話だと読み始めました。ちょっと違う流れになってきた。公安の絡む事件なのだ。サクラとは公安
読了日:10月01日 著者:柚月裕子
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