ながながしよをひとりかもねむ
あしびきのやまどりのおのしだりおのながながしよをひとりかもねむ
あし曳きの山鳥の尾のしだり尾の ここまでは修飾語です、雰囲気を盛り上げるための歌い上げです
ながながし夜をひとりかも寝む ここが伝えたいところです
百人一首、柿本人麻呂の吟です
なんでこんなに修飾語が長いのか
後世、このように長い長い修飾語の歌はあります、お囃子に化けてはいますがね
ヤーレン ソーラン ソーラン
ソーラン ソーラン ソーラン (ハイ ハイ)
沖の鴎に 潮どき問えば
わたしゃ立つ鳥 波に聞け
チョイ ヤサエエンヤンサノ
ドッコイショ
(ハ ドッコイショ ドッコイショ)
ソーラン節もみんなで歌うのを旨とします
柿本人麻呂の時代の和歌も、うたげ・つどいで声出して歌い上げていたものです
枕詞(まくらことば)は有名ですが、さらに長いものは序詞と言います
枕詞、助詞をお囃子だと思えば
なるほど、同じだ、と合点するのじゃありませんか
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