« 2020年11月 | トップページ | 2021年1月 »
「黒武御神火御殿」宮部みゆき 毎日新聞出版
サブタイトルが、三島屋変調百物語六之続
三島屋での怪談の聞き手はおちかから次男の富次郎に代わった。
質屋から持ち込まれた品物の中に法被がある。
法被の背中には縫い取りがあり、その中には布がある。書いてあることはキリシタンに関係があることらしい。
続いて、話しを聞いてほしいという依頼があり、法被と関りがあることらしい。
江戸市中で、靄に取り巻かれて、六人がそれぞれ屋敷の中に集まる。
怪しい屋敷で、庭は広いし、座敷はどこまで行っても果てがない。
座敷の中には噴火口が書いてあって、今にも噴火口からあふれ出しそうなのだ。
屋敷の呪いによって何人も取り殺されて、二人が脱出する。
その二人からの聞き取りを果たす。
第一作、おそろし、JAの雑誌家の光連載、角川書店発行
第二作、あんじゅう、読売新聞連載、中央公論新社発行
第三作、泣き童子、オール読物連載、文芸春秋出版
第四作、三鬼、日経新聞連載、日本経済新聞出版
第五作、あやかし草紙、中堅新聞連合連載、KADOKAWA
第六作、黒武御神火御殿、毎日新聞、毎日新聞出版
このように、連載と出版の媒体がバラバラで違うのですよ。
「相棒」がテレビ朝日だけじゃなく、「半沢直樹」がTBSだけじゃなく、他のテレビ局で製作放送されているようなもんです。
現在は、地方新聞連合で第七作、よって件のごとし、が連載されています。出版社はどこになるのでしょう。
入札、競りで決めているのかしら。まさか。でも、マーケティングとしては正しいよね。
一方で、文庫化などでは散らばって、不揃いという売り難さを招くこともあるのだが。
手順:クロームの右上の三ツ星印→設定→プライバシーとセキュリティ→サイトの設定→ポップアップとリダイレクト
ブロック 追加
そこに*example.com という例示があります
例示に、#google_vignette と上書きして、追加をクリック
URL しか指定できないと思っていましたが、ハッシュタグの指定も可能なようです
飛び出してくるポップアップ広告は、URLの末尾に、#google_vignette、こういう名前を名乗っています
この広告が邪魔なのだよ
ブロック対象に、#google_vignette を追加して数日経過しました
ポップアップは途絶えたように思います
どこでポップアップ広告が頻出していたか、たぶんここだったのじゃないか
ネットニュースで、現代ビジネス、東洋経済オンラインなどの雑誌社の記事の、2ページ目、3ページ目をクリックすると出てくる
ブロックしてからは、今のところ、順調に2ページ目3ページ目が現れています
ポップアップ広告が邪魔しに現れる、ということは消えたように見受けられます
ところがね、100%有効という訳でもないのです
ここ数日で、ポップアップ広告が飛び出したのが2回、ブロックを擦り抜けるヤツもいます
万全の防備というわけではありません、それでもうんと少ないよ
この対処方法は、助役さんに教えてもらいました
有効な助言で、ありがとうございました
コロナが蔓延して、慌てて、GO TO を中止しました
予想と違ったのは
GO TO に乗っかる客が多かったことじゃないでしょうか
こんなに安いんなら、行こ、行こ
言葉は悪いが、ごめん、貧乏人までその気になったことでしょう
需要を引き起こす、ホテル業界も航空業界も恩恵を浴びる
旅館・ホテルが予約で満室になったとは驚きです
じゃぁ、政策が悪かったのか
いや、悪くはなかった、貧乏人にその気にさせるほど当たり過ぎたのだ
富裕層しか動かないだろう、いいえ、貧乏人までその気にさせました
政策があまりにクリーンヒットだったのです
人が動けばコロナも動く
そこは、見込み違い、見込み外れです、こんなはずではなかった
その意味では政策が悪かったのです
GO TO をやっても間違い、やらなくても間違い
どっちにせよ、批判の対象になります
国会審議では、野党はいつでも正しいのです
「流人道中記 下」浅田次郎 中央公論新社
上巻は仙台まで、下巻は仙台から松前藩三厩までの道中なのだ。
玄蕃も乙次郎と同様、外から嫡男に直った身なのだ。
嫡男が病死した。外で作った子がいる。その子を嫡男に据えよう。
素町人で貧乏長屋に住まいしている。
嫡男に座り、勉学武芸に励んだ。
先代までは無役だったが、玄蕃の代で役に出仕することになった。
大身の旗本が平役ではのぅ。中程度の上役は怯えた、役を奪われる、出世で先を越される。
我が妾への不義密通あり、と訴え出た。
無実である。
玄蕃は一切の弁明はしなかった。切腹は、嫌でござる。幕閣は処置に困って流人となった。
三厩に到着した。
浅田次郎とは、「プリズンホテル」以来の愛読で、その程度の書き手と思っていた。
「黒書院の六兵衛」で認識を改めた。全然、流れが違うじゃないか。
「流人道中記」はそれに続く流れの作品なのだ。
「流人道中記 上」浅田次郎 中央公論新社
石川乙次郎、町奉行所の与力である。
突然、流人を松前藩三厩まで送り届けよ。押送人を仰せつかった。
流人とは、青山玄蕃、三千七百石を越える旗本、最古参の譜代、筆頭の旗本なのだ。
不義密通のかどで切腹せよ。嫌でござる。困り果てて蝦夷松前へ流人と決まった。
石川乙次郎、婿入りしたばかりなのだ。
生家は御家人、御先手組同心、平たく言えば、鉄砲足軽、学問と武芸の腕を見込まれたのだ。
道中記だから、道中でいろんな事件が起きる。
稲妻小僧、懸賞首の無宿人と同宿となる。
懸賞稼ぎの浪人も同宿している。
飯盛女と稲妻小僧は同じ村の隣りなのだ。
口説いて納得させて、代官所に連れ出して、懸賞金は飯盛女を受け出す金にして、懸賞稼ぎと夫婦にさせる。
商家の小僧がだまされて押し込みの手先に使われる。
敵討ちの侍と同宿する。かたきが自分がその当人と現れる。敵討ちの助太刀、見届人を頼まれる。
「Adobe Flash Player のセキュリティ更新プログラム: 2020 年 10 月 13 日」
2020/12/16 最新のウィンドウズアップデートがありました
副作用がありまして
壁紙が消えてしまいました、壁紙の設定を思い出すのに手間取りました、回復したからええけど
設定→更新とセキュリティ→更新の履歴を表示する
今回の履歴が表示されるだけで、過去の履歴は消失しました、ま、なくても構わんけど
今回の更新は、今までの更新とだいぶ段取りが違う
従来の更新はわたしの環境設定を変えることはなかったが、今回のはかなり環境設定を変えてしまっている
次のアップデートではどうなるのかしら
インストール更新に2時間かかって睡眠時間が削られました
いかにも苦情を述べているように見えますが、手順だからしゃぁない、従いますよ
こんな風に進みました、と経過報告です
最新の「帝釈峡に行く予定が、中山峠で断念」で、勾配について記録しています。
http://sherpaland.net/bike/2020/bike-201212-nakaama_pass/bike-201212-nakaama_pass.html
前回の高谷山、自転車を降りて押すほど、かなりの勾配でした。
東側斜面が5.7%、西側斜面が8.4%、そのように計算できました。
追加で、勾配の表を書き加えました。
「三次の高谷山、ヒルクライミング、一周、2回目」
http://sherpaland.net/bike/2020/bike-201130-takatani2/bike-201130-takatani2.html
道路標識で、〇%と表示されているのは見ますが、いまいち体感できなかった。
さらに言えば、どこにでも勾配標識があるわけでもない。
カシミール(地図ソフト)で、コースの、緯度経度、標高、時間、データは全部手の内にあります。
これはキツイナという斜面を、自分で勾配〇%と計算で出す方法を手に入れました。
ヒルクライミングでは、ちょっと計算してみようかな、と考えています。
NHKBS「チャリダー★快汗!サイクルクリニック」では、ちょいちょい、傾斜が〇%と出てくるんですよ。
テレビを見ていても、登り坂〇%の感覚が掴めなかった。
この坂は〇%、あの坂は〇%、体感を会得すれば、今後は、感覚が一致するだろうと思います。
高速道路中国道の下を潜る。潜るのは出発から三度目なんだよ。このあたりから道の勾配は高くなっているような気がする。
えんやえんやと漕いでいくのだが、これまではそんなに道の勾配はきつくはない。きつくはないが、ずーっと連続で坂道を上っている。くたびれる。自転車を降りて息を整えないともたない。
100メートル行っては休み、200メートル登っては休み、300メートル続けて登るのはムリ。
あとちょっと、この先に山の切れ目が見えている。そこが中山峠なのだ。
やっと到着、中山峠、分水嶺の看板があって、江の川水系と高梁川水系、日本海と瀬戸内海の分水嶺なのだ。
ここで弁当を食べながら、これから先を考える。これから下り坂を降りて帝釈峡に向かう、また峠まで引き返さなきゃならない。なんだか嫌気が差してきたよなぁ。
やめた、ここで引き返そう。
下りる途中は大風だった。向かい風、横風、風にあおられて、ゆらりと車道中央に吹き寄せられていく。たんぼ・畑からはつむじ風で土ほこりが舞い上がっていく。登りで向かい風なら進むのを諦めただろうね。
あっという間に降りて、ここが 葦嶽山への分岐、葦嶽山への道はこの先へと続くのだよ。蘇羅比古神社の前を通って、赤川の民家商家まで帰ってきた。
編集が終わりました。
新しいページをアップしております。
これは一部分の抜き書きです。
全体の姿は下のリンクからお出でください。
新しい試みで、区間の勾配、全体の勾配を記録してみました。
記録計がないと測れないと思っていましたが、カシミールのデータから誘導できるのだ。
勾配を測るのはええけれど、ヒルクライミングは楽ではないよね。
http://sherpaland.net/bike/2020/bike-201212-nakaama_pass/bike-201212-nakaama_pass.html
あれ、なんか変だよ、タスクバーの地色が変わっている
灰色と言うか、無色なんですよ
この状態でアイコンを見ると、なにやら幼稚に見える、キレが悪い
元の黒色に戻すには
「タスクバー、ツールバー、地色」で検索してみる、そこで見つけた戻し方
1、左下のウィンドウズマークから設定をチョイス
2、個人用設定
3、色
4、色を選択する→カスタム
5、既定のWindowsモードを選択してください→黒をチェック
6、これで右上のX印で閉じると確定します
4、色を選択する、ここで黒を選択すると
ブラウザの上部バーも、ブラウザの地色も黒になります
ここは、黒ではなく、カスタムを選択すべし
ここで失敗した経験があるから、この場で黒を選択するのは間違い、と言い切れる
ウィンドウズのアップデートで巻き添えになったのか
ハッカーの仕業か(それはないだろ、ウィルスチェックでは痕跡なし)
原因不明ですが、恐らく、無意識に、自分でやらかした結果なんでしょうね
先日のブレーキ問題から繋がるお話しなんです
自転車のブレーキで、日本と台湾とでは、効く車輪が違います
日本では、右のブレーキレバーは前輪のブレーキ、左は後輪のブレーキです
台湾では日本と逆、右は後輪、左は前輪にブレーキが掛かります
台湾中部の山の中に日月潭というダム湖の観光地があります
そこはサイクリングの名所で、ジャイアントストアが出店しています
そこにレンタルの自転車があって、借りました
料金は、ロードバイクが高くて、クロスバイクが安い
うんと高い料金の高級ロードバイクもあります、それは借りなかった
「台湾ではブレーキは日本とは逆ですよ、右は後輪、左は前輪にブレーキが掛かります」
「日本と同じ感覚でブレーキを掛けると、カックンとつんのめることもありますよ」
ここのジャイアントストアは日本語が通用します
タイペイを流れる川は淡水河といいます、川沿いの地下鉄(MRT)関渡駅の近くに貸自転車屋があります
ブレーキの説明などはありません
説明されても、中国語だから理解はできません
そこでは日本語は通用しません
台湾には、YouBike というシェアサイクルのシステムがありますが、借りる気がしない
居住者には便利なのだろうが、旅行者にはハードルが高くて設定が難しい
交差点の信号待ちで、前の車のナンバーが、おや、出雲ナンバーだ
今までは、島根県は全部島根ナンバーだった
出雲が独立して、出雲ナンバーを名乗ったのだ
松江が独立して、松江ナンバーを名乗るなら、ありそうなことだが
その以前に手を打って、一本立ちを謀るとは、お主、やるもんだ
同時期に誕生したご当地ナンバーでは、飛鳥ナンバー
橿原市と周辺郡部が範囲なのだ、橿原市が飛鳥を名乗った
番付の下位に合わせるとは、これはビックリ
同期で誕生したご当地ナンバーだが
香川ナンバーから、高松ナンバーが誕生した
愛媛ナンバーから、松山ナンバーが誕生するとしましょう(仮にね)
負けてたまるか
徳島ナンバー、高知ナンバーから、徳島市ナンバー、高知市ナンバー
そんなことは出来ない、出来るわけがないわな
どうもここんとこ、自転車での下り坂が怖いのです
ブレーキレバーを握ると、指が手のひらにまで届く
レバーを絞りきって、もうこれ以上絞る余地がない
ブレーキを完全に引いているのに、まだスピードを殺し切れていない
これが怖い、普通なら止まるはずなのに、まだゆるゆると下っていくのが、怖い
たぶんワイヤが伸びたんだろうな
こんにちわぁ、ブレーキワイヤが伸びてるみたい
こりゃぁ切れとるわ、ワイヤが切れとる、これじゃぁ危ないで
翌日、出来上がりました
ブレーキを掛けてみて、指先を絞って、手のひらに余裕がある
これで安心
2016年8月に新しい自転車に買い変えて、4年と4ケ月
ブレーキワイヤを替えたのは、これで2回目
前輪のブレーキに異常はない、後輪のブレーキにだけ異常が出る
後輪のブレーキを引く頻度が高いからそうなるのでしょうね
鳶はとんび
蔦はつた
部首は鳥、弋がつくり、弋(よく)とはぐるぐる回るという意味
それが鳶
鳥のつくりに、部首は草冠
それが蔦
弋+鳥=とんび、これは日中共通と理解できます
草+鳥=つた、これは果たして日中共通なのでしょうか
同じ漢字でも、蔦、これは日中で意味が違うのじゃありませんか
日本誕生の漢字があるように、蔦に日本では別の読み方・意味づけを与えたのかもしれません
中国では、つたではなく、別のものを指すのかもしれません
[蔦 中国語で]とネットの日中辞書で検索すると、爬山虎、常春藤が出てきます
真偽不明なのに、間違いかも、とツッコミ入れるのは、差し出口が過ぎるのかも
でも、おかしいぞ、モノイイの声は上げておきます
「武士はなぜ腹を切るのか」山本博文 幻冬舎
サブタイトルに、日本人は江戸から日本人になった
日本人は江戸から日本人になった、この解説はない。全体を通せばわかるでしょ、ま、言わずとも伝わるか。
五章で、各章、五節から七節の短文が入ります。
一節は4~6ページ程度。
タイトルにして、第三章の「武士はなぜ腹を切るのか」そこの各節は
武士の生きる目的は”家”を存続させることにつきる--家名
命が惜しくはないのか--汚名
死人に鞭打つことはしない--責任
つねに緊張感をもって生きるべし--斬り捨て御免
失敗が即、死につながる世界--妬み
人の道として命を奪う--仇討ち
第一章、ここがすごい!サムライ日本人。この本はこの章に尽きます。
11月の読書メーター
読んだ本の数:5
読んだページ数:891
ナイス数:46幻のアフリカ納豆を追え!―そして現れた〈サピエンス納豆〉―の感想
前作の「謎のアジア納豆」からアフリカまで納豆を追ったお話です。ナイジェリアでパルキア納豆に遭遇する。パルキアとは巨木で、実は樹上になる。20センチもあるサヤに包まれた豆なのだ。ブルキナファソでハイビスカスの豆から納豆を作っているのに遭遇。さらに、バオバブの実で納豆を作っているのにも遭遇。納豆になる豆はどこにでもある。納豆菌は葉っぱにあるのだ。アジアでもアフリカでも、納豆は太古から食べ続けられているのだ。大豆は旱魃でも実がなる。今後は野生のバルキア・ハイビスカス・バオバブに頼らず、大豆が納豆の原料になるだろ
読了日:11月30日 著者:高野秀行
侵略者(アグレッサー)の感想
主人公は航空自衛隊深浦三等空佐、コードネーム・クロウ。飛行教導群に所属して、パイロットを鍛える立場にある。戦闘訓練中、何者かに襲撃された。アンノウンの侵入者を追って、撃墜され、敵方に捕獲されてしまった。収容されたのは潜水艦の中、潜水艦一隻で全世界に独立を宣言しようとしているのだ。指導者はアラブの王族、妻は途絶えようとする少数民族で、娘が一人いる。世界各地の滅びゆく少数民族の民を糾合し、独立を宣言している。最終的に、独立が認められるのか、撃沈されるのか、そこは語っていない。ユートピアを語っているのです。
読了日:11月22日 著者:福田 和代
カラスはずる賢い、ハトは頭が悪い、サメは狂暴、イルカは温厚って本当か?の感想
松原始はカラスで学者人生をスタートしましたが、この本ではカラスだけじゃありません。鳥類全般、哺乳類、魚類、けっこう間口を広げて語っています。やはり出発がカラスだけに、カラスを語ると蘊蓄が繰り広げられる。語り口は戯文調なんだが、まじめな構成の関係でそんなにハジケルわけにもいかない。基本はまじめで、時に逸脱しています。イラストが基本は図鑑風、イラストで本文のふざけはっちゃけを汲み取っています。おわりにの項で、タイトルには掲げたが、サメとイルカには筆が充分に及んでいない、ごめんと謝っている。そこは販売戦略だもの
読了日:11月18日 著者:松原 始
カラスは飼えるかの感想
もともとはネットから出た戯文。[考える人](新潮社)、というWEBマガジンがあり、その中に[カラスの悪だくみ]というシリーズがあった。出版するにあたり、一番ページビューを稼いだのは[カラスは飼えるか]、売らんがために、本の題名をそう名付けた経過がある。カラスの記事は多いが、そればっかりじゃなく、鳥類一般に及んでいる。どの項目も文章が達者で、鳥たちがユニークで面白い。わたし、松原始のファンで、読んだ本に[カラスの教科書][鳥類学者の目のツケドコロ]このほかに、まだ読んでいない本が8冊あります。
読了日:11月13日 著者:松原 始
暴虎の牙 「孤狼の血」シリーズ (角川書店単行本)の感想
「孤狼の血」「凶犬の眼」と繋がる三部作。昭和57年、沖虎彦は少年院、年少刑務所上がりを集めて呉寅会を組織している。呉の五十子会、広島の綿船組に歯向かっている。広島北署、マルボウ刑事の大上章吾がいる。職務上取り締まるはずなのだが、好き放題にさせている。沖は18年の懲役を受けた。大上は沖が刑務所にいる間に死んでいた。平成16年、沖は刑務所を出た。呉原東署のマルボウ刑事日岡秀一が沖と対峙する。沖は呉寅会を再起させようと図る。大上は沖を放置したが、日岡は厳然と取り締まる。三部作でこのシリーズは閉じると納得できる。
読了日:11月07日 著者:柚月裕子
読書メーター
橋を渡って、粟屋交差点を直進する。国道54号線を横断して、山に向かうわけです。
この登りが自転車には大変なんですよ。取り付きからキツイ。えんやえんやと漕いで登る。
廃ビルの交差点は直進する。前々回のヒルクライミングでは、ここの交差点を左折した。あえて古道を選択したのだ。前回に続いて、今日もメインの道路を選択するのだ。
保たん、自転車を降りて息を整える。いっぺん自転車から降りると堪え性がなくなる。なんべんも自転車から降りてしまう。最初は休憩の数を数えていたが、数えきれない。
川がないのに橋を渡る。橋の名前が元国橋、元国とは集落名、この橋は跨道橋で、橋の下に道があって、土塁を高くして橋を架けているのだ。下の道は丸大ハムの工場の前に降りて行く。
大きく迂回して、逆Zを描いて集落に入っていく。
集落の名前は中垣内、わたしはなかがいちと読んでいる、そう教わった。場所によっては、なかがうち、なかごうち、なかかきうち、読み方があちこちで違うみたい。
中垣内の集会所があって、その隣に中垣内大歳神社がある。
山の上に集落があって、たんぼは下へ降りていくのですよ。こういう姿は縄文弥生時代からある。古代人、中世人は氾濫の多い川沿いは避けるのが普通だったのだよ。
高谷山の展望台への分岐を過ぎて、さらに進むと、今日のコースの最高地点が現れてくる。このあたりの時間帯から霧が晴れてきた。
編集が終わりました。
新しいページをアップしております。
これは一部分の抜き書きです。
全体の姿は下のリンクからお出でください。
http://sherpaland.net/bike/2020/bike-201130-takatani2/bike-201130-takatani2.html
最近のコメント