世界を制した「日本的技術発想」
「世界を制した「日本的技術発想」」志村幸雄 ブルーバックス
サブタイトルが、日本人が知らない日本の強み
著者は日本工業会勤務、社長、会長を勤める。工業界の動静には詳しい。
目次が
日本的技術発想の突破力
「発明」と「商品化」のあいだ
ものづくりに宿る「軽薄短小」技術
からくりをロボットに変える「合わせ技」
模倣を超える「工夫力」と「考案力」
軍需に頼らない「民需王国」
一億人の「わがままな消費者」
基本機能になった「環境」「安全」
技術文化国家への道
出版年が2008年なんですよ、13年前の出版だ。
ドッグイヤーで言えば、2サイクル前の記事内容なんですよ。
その時点で、大きなアドバンテージを得ている。
13年経過して、そのアドバンテージを失ったとは思いませんがね。
表紙のイラストがからくり人形の茶運び人形なんですよ。
すでに当時、技術はかなり高度なものを持っていました。
江戸時代のからくり技術が今でも繋がっている、のです。
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