とむらい屋颯太
「とむらい屋颯太」梶よう子 徳間書店
とむらい屋のお話しです。連作短編6章。
主人の颯太(そうた)、奉公人のおちえ、僧侶の道俊、棺桶作りの勝三とその弟子正平、雑用の寛治郎、これがとむらい屋の一党です。
とむらい屋だが、商売は葬具屋、道具を貸し出すということで葬式を請け負うのだ。
とむらう死人に訳ありがあって、それを洗い出す経緯があったり、奉行所の同心、韮崎に当てにされているのだ。
とむらい屋の面々の関わりの人のとむらいを引き受けたり、それぞれに深い人生があるのだよ。
第6章で、颯太の子供時代が書いてある。
子供のころは惣吉という名前だった。火事で焼け出されて、世話になった姐さん方を火屋(火葬場)に送った。
それが、とむらい屋颯太の始まりになる第一歩だったのだ。
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