無料ブログはココログ

« WEBマガジン | トップページ | シン・ゴジラ、その意味は »

2021年4月12日 (月)

江戸のおんな大工

「江戸のおんな大工」泉ゆたか 角川書店
てっきり、ドキュメントもの、ノン・フィクションだと思って読みはじめました。
思いっきり、フィクションじゃありませんんか。戯作だね。
柏木峰は御家人の娘、作事方の家なのだ。
旗本は武士、御家人は足軽小者なのだ。城の大工の身分なのだ。
峰は子供のころから父の後を追い、大工仕事に精を出した。
叔父が嫁入りの話を持ってきた。逃げ出した。
乳母を頼って、大工町の長屋に逃げ込んだ。
ここから巷の大工仕事が始まる。
お仕事小説なんですよ。
女ながら、どんぶり腹掛けで股引を穿いて、法被を着ているはずなのだが
そのような描写はない。
表紙の絵姿だけそのように描いてある。

読書メーター

広島ブログ

« WEBマガジン | トップページ | シン・ゴジラ、その意味は »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« WEBマガジン | トップページ | シン・ゴジラ、その意味は »

最近のトラックバック

2025年2月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28