可愛川の源流を求めて、分水嶺まで(自転車篇)
川を橋で渡る、この橋は矢淵橋、川の名前が江の川。
次の橋が一の渡橋、川の名前が大谷橋、おや、江の川から大谷川と名前が変わったぞ。
わたし、地図ソフトはマピオンの地図を使っているのですよ。マピオンの地図を拡大すると、大字の区域が区別できる。大字の区域を読み解くと、ここが北広島町での合併前の境界じゃないか。
合併前は、大朝町と芸北町、ここがその境界なのだ、大朝町の筏津と芸北町の高野の境界なのだ。
大朝町では江の川と名前を呼ぶ。芸北町では江の川とは呼ばず大谷川と名前を呼ぶのだ。橋の名前も一の渡橋、大谷川最初の橋だぞ、と宣言しているわけだ。
一の渡橋を二つ知っています。ひとつは三次市三和町と世羅町の境界、もうひとつは東広島市豊栄町で三篠川が里の集落と山の集落に分かれるあたり、いずれも高らかに最初の渡りと宣言しております。
家が見えてきた。芸北町高野の大谷集落の末端なのだ。ここで人がいたから聞いてみた。分水嶺はまだ先ですか。峠はまだ先ですか。
まだ先よのぉ。自転車じゃぁ行かりゃぁせんで。どうもありがとう。
ここが大谷集落の真ん中だな。この谷が大谷、畳山と阿佐山の斜面から水を集めて大谷に注いでいるのだ。
向こうから自転車乗りが一人下りてきた。往復運動で登って引き返したのだろうか。峠の向こうから登って円運動を描いているのだろうか。
エイエイとペダルを踏んで登っていく。下りて押して歩くほどではないが、30メートル行っては休み、50メートル行っては休む。木陰になると、休みたい、誘惑に駆られるのだよねぇ。
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